HD WL750 愛知

 

3連休も通常出勤してました。

WLの続き。
ダミーウエイトの製作。手持ちのウエイトより軽いのが必要だったので。ボルトの重量込み。

 

 

 

 

続いてアタッチメント。
テーパー部は実寸から寸法取って計算して…。それでも微妙に合わないので、何個か捨てで作り角度調整してから。

 

 

 

 

本チャンです。
バランス取り作業よりこっちの方が時間かかったかな。汗

 

 

 

 

連休中に終わらせたかったので頑張りました。
平日は極力機械回しておきたいので。

 

 

 

 

無事に完成です。
一応というか、必要であろうバランス取り時の各重量はマークシートでお客さんに渡すようにしています。
ほらピストン交換する時とかに役に立つでしょ。

 

 

 

 

いいとこまで来た。的な動画撮りました。

 

 

HD WL750 愛知

 

クランクシャフトのバランス取り作業。
バランス率を計算するのにコンロッドの重量測定が必要になってきます。
そこで厄介となるのが、回転運動部と往復運動部の重量測定。測定方法で随分と誤差がでます。
ので、今回ちょっと真面目に作りました。

先ずはフロント側 194g。

 

 

 

 

加工前リア側 202g。
フロントに比べ8g重かったので、コレはやるしかねぇべ〜。と気合い入れて削っては計り。削っては計ると。

 

 

 

 

まぐれでドンピ。笑

リア側 スモールエンド 194g。

 

 

 

 

続いてビッグエンドの測定。

フロント側 286g。

リア側 426.7g。

ハーレーはF、Rでコンロッドの形状が違うのでこれも測定値が安定しない要素ですね。

 

 

 

 

各重量測定が完了したら確認作業をしていきます。
コンロッド単体重量から先程測定したスモールエンド部とビッグエンド部を足して合計値が一緒になれば正確に計れている事になります。測定の仕方で重量寸法がころころと変わるので、しっかりとした測定治具があると精度はあがります。

フロント 総重量 480.8g

194g+286g=480g

 

 

 

 

リア 総重量 623.8g

194g+426.7g=620.7g

リア側は3gの誤差がありました。

 

 

 

 

クランクピン周りの部品も測定していきます。

 

 

 

 

足りていなかったナットロックタブとボルト、クランクピンキーはウチの新品在庫で測定。
各重量測定が終わったので、指定バランス率でのアンバランス量を計算しダミーウェイトを算出します。

 

 

 

 

使用するフライホイールはトレッドオズボーン。バランス孔が空いていないブランクです。これはチューニングにもってこいなのと、何度も分解修理されているクランクなどに多くみられるクランクピン孔の変形で芯が出ないなどのクランク修理にも便利です。

余談。もう気づいた人居ると思うけど、コンロッドもスポーツ用です。 これは楽しみですね。

 

 

HD WL750 愛知

 

もう一丁サイドバルブ。
シリンダーボーリング加工前に上下の平行度を見たら、こりゃダメだわ。って感じでしたので1発引かせてもらいました。
ある程度(100分台ね)なら調整しますが、機械加工には基準となる箇所がどこかしら必ずあるので。

 

 

 

 

して加工と。

 

 

 

 

完成〜。

 

 

 

 

ピストンはワイセコ製の鍛造。
普段と少し様子が違うのは。

 

 

 

 

スポーツのピストンを流用するからです。

 

 

 

 

そして重量測定。
これからクランクのバランス取りに必要なデーターをメモしてます。
必要なデーターが採れたらシリンダーが錆びる前に発送です。

 

 

HD WL750 徳島

 

WL750 バルブ回り作業とシリンダークリアランス点検 他。

旧ガイド抜き取り、支給されたガイドの内径を使用するバルブステム径に合わせ加工。
続いて、ガイド下孔径に嵌め代分足して内径基準にガイド外径を同芯になるよう加工します。

 

 

 

 

ガイド入れ替え後は1日寝かし、ガイド内径が完全に歪み切った後再度リーマーでさらいます。

して、バルブシートの加工作業へ進む。

 

 

 

 

シートカット後。
バルブはシリンダー上面に対し若干ですが傾斜していて、加工はやり辛い方。
垂直だったらやりイイのですが…。あ、インディアンがそうか。

 

 

 

 

シリンダーの点検へ。
トルクプレート付けて計測計測。

 

 

 

 

こんな感じ。
まあ、ちょっと広いけどサイドバルブはこの辺りが意外と神経質にならなくていいかも。

 

 

 

 

コンロッドスモールエンドブッシュの内径加工へ。

 

 

 

 

極端に曲がり(目で見て判断できるのは除外)が出ていると治具にセットすらできません。
そんな治具があるので重宝してます。

 

 

 

 

治具を使用してビッグエンドに対し平行にブッシュ内径をボーリングで仕上げました。
クリアランスは0.03mm。

 

 

 

 

サイドバルブでもクランクまで手が入るとカチッとしてきますね。
でもやる事多すぎて費用がね…。 それを覚悟の上で車両購入しないと乗り切れないオートバイかな。

 

 

HD WL750 徳島

 

時代錯誤してる静岡の内燃機屋です。
ハーレーサイドバルブエンジン。

 

 

 

 

左 支給されたバルブガイド。 右 抜き取ったバルブガイド。バルブはリプレイス品で新品が手に入ります。
排気側ガイド下穴修正しましてガイド外径とガイド内径を追加工して使用します。
この辺りもUSA製ならではですね。

 

 

 

 

ガイド打ち込み後、日を置いてから再度ガイド内径をリーマー仕上げします。
からのシートカット。

 

 

 

 

シートリングなど到底なくヘッドに直接カットしています。

 

 

 

 

シリンダーは再ホーニング。
2スト並みの粗目仕上げ。サイドバルブですからこの位でイイとこ。

 

 

 

 

完成。
予備の新品ガイドを1本潰しましたので後日発送しておきます。

 

 

 

 

近況といえば、新たに玩具を手に入れました。
艶っぽい状態ですから当分は暇を持て余す事もないでしょう。
コレでどっぷり浸かれそうです。

 

 

HD UL 徳島 #4

 

11月も中盤です。工場は少し年末感でてきました。毎年この時期は超が付く程忙しいですから。
さぁ、今年はどうなるかな?

クドいですが今日もサイドバルブ。ラストです。
支給されたピストンに合わせてボーリングしていきます。

 

 

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普段ウチを使ってくれるショップさんの頼み。一肌脱ぎましょう。
トルクプレート製作。ボーリング ホーニング。

 

 

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ホーニングは少し粗めに仕上げてます。

 

 

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うん。いい感じに仕上がりました。

 

 

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ヘッド プラグホールをヘリサートで修理。

 

 

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今まで気にもしていなかったのですがプラグサイズがこの時代でもミリなのが謎です。
インチでもおかしくないですよね?

 

 

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HD UL 徳島 #3

 

シリンダー上面を修正研磨していきます。
前回下面、今回上面を引くことでシリンダー上下の平行も出ます。

 

 

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加工前にどのくらい歪みがあるか確認します。
先ずはダイヤルを0にセット。

 

 

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ボアの方へ進めていきますと吸気排気の繋ぎ部分で0.30mm低いです。
そのままボア(画像右)まで進むとほぼ0という結果。
Y方向にも走らせ計測。バルブ間を除けばほぼほぼ面は出ていました。

 

 

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して加工。
0.1mm引いても全然当たりません。

 

 

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ここ割れやすいです。腐食して(ノッキングかな?)脆くなるとシリンダーボアまでクラックが走ったりします。
一皮剥いてあげましょう。

 

 

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ここからトルクプレートを使用しボーリングです。

まだまだ続きますよ。

 

 

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HD UL 徳島 #2

 

表面処理に出していた治具が帰ってきました。
6面フライスで削っていますからそのままだとあっという間に錆びてしまいます。

 

 

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ということで早速ULのシートカットへ。
サイドバルブはシリンダーと一体のためそのままでは機械に固定がしづらいです。

 

 

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3面同時カットのため仕上がりも均一です。
砂浜走るには最低バルブ周り位手を入れないとね〜。

 

 

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シリンダーボーリング作業前にもう1仕事します。

 

次回に続く。

 

 

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HD UL 徳島 #1

 

とぼけた顔に見えるハーレーの古いサイドバルブエンジンです。

 

 

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ガイド抜き取り下穴を修正。クラック有りですが今回は修理ナシとのことで慎重に事を進めます。

 

 

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使用するバルブに合わせてガイド内径を仕上げ、今度はガイド内径を基準にガイド外径を加工して締め代を付けて仕上げます。

 

 

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作業依頼にあるシリンダー下面研磨作業。F、R共に0.1mm落とし。
ショベルと比べるとシリンダーベースは肉薄ですが意外としっかりとしています。

 

 

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ここの加工は神経使いますね。こういった作業は夜に集中して作業する事が多いです。
手に汗握る漢の時間です。

 

 

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