HD 54FL

 

週末の特殊作業。

順番待ちをフライングして此方の現状把握。
クランクケースがマッチングしていないので先ずはマッチング作業可能か判断していきます。
時間の掛かる作業は率先して触っていかないとダラダラ時間ばかり過ぎてしまいますし。

あ、タイトルと画像のクランクの年式が違う。とか鋭い突っ込みはやめて下さいね(笑) 色々深いんですから。

 

 

左右年式違い+溶接修理大盛に加えケース合わせ面も加工と結構イジられています。が、ケース嵌らないんですけど?

 

 

まぁ、イイや。
取り敢えずメインベアリングレース抜き取って計測の準備。此処のボルト取る時緊張します(笑)

 

 

クランクケースの加工へ。
ケース合わせインロー部分の追加工。一言で言うと以前のケース加工が甘い。

 

 

 

 

はい。OKです。
あの隙間をボルトで締め上げて組んであったなんてビックリです。そもそも組む方がどうかしてる。

 

 

さぁ、やっと測定です。左側を基準0。
結果は如何に。

 

 

X方向は先ず先ず。
Y方向は0.12mm。
ザックリ言うと左右のケースが上下でズレている感じですかね。
ピニオン側のベアリングをガバガバにして組まれていたのでしょう。じゃないとこの数値でまともに組む事は不可能です。

 

 

まぁ、何とかやってみますかねー。
社外に交換希望なら全然そっちでお願いしたいです。

 

スピーディオ欲しいなぁ。静岡に30番の風吹かしてぇ!