HD 4速ミッションケース #2

 

次いきますー。
ネジ孔修理にヘリサートは全然いいんですけど斜めに施工するのはダメです。
スタッドが斜め→ナットが締まり切らない→無理くり締める→ケース側に負荷がかかり割れる。王道パターンのヤツ。
ネジ孔は一旦埋めて再度開け直していきます。

 

 

んで、1発引きます。
そのまま機械にセットしてー治具ってネジ切り。と行きたかったのですが、都合が悪くて1度離しました。(涙)

 

 

後日。治具って孔拾いネジ切りまで。
因みに今回埋めた孔以外はヘリサートが入っていましてその殆ど倒れてて…。治具がね…。アレコレして何とかやりました。

 

 

うん。いいんじゃない?
いいでしょう。

 

 

どうせやるなら今かなー?という事で自分のミッションケースに着手。
画像1番左です。

 

 

ボロ過ぎてゴミレベルです。笑
こんなの価値もクソも無いのでゴリゴリいきますー。
大きく削ってもまだ割れてますよ3箇所も。もう全部削り取っちまえばいいべ。

 

 

こっちもスッキリしました。グズグズで気持ち悪かったんですよ。
続きは大型連休ですかね。

 

ショベル ミッションオイル漏れ対策加工

前回の続きがありまして、メインギアからのオイル漏れの対策品の追加工をさせて頂きました。
ここのオイル漏れに悩んでいるショベル乗りは必見です。

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ここに、マル秘部品をつけて、オイル漏れ対策と、メインギアのスラスト方向のクリアランスを詰めるといった一石二鳥の夢のようなモノ。

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少しずつ寸法を詰めながら、組み付けて測定の繰り返しの地味な作業が続きます。

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半日かけて規定クリアランスまで追い込み成功です。うん。がんばりました。
オイル漏れ対策もバッチリです。はい。なにやってるかわかりませんよね。今回の部品はこの場での公表はナシです。

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そのかわりに。ここに行けば、オイル漏れがぴたりと止まります。
今回の部品を取り扱っているのが静岡県の藤枝市にある、レボルバーサイクルショップです。

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用事でお邪魔させて頂いた時に、たまたまミッションケースの作業をされていました。
新品のレースベアリングを圧入してるところをパシャリ。
ショベル乗りは相談にいってみるといいですよ。
ありがとうございました。

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SHOVEL ミッションメインドライブギア

隣町のハーレーショップ様からの依頼で、メインドライブギアの内径をメインシャフトに合わす加工の紹介です。
普段は、ボーリング、面研、の加工内容ばかりなので、ブログを見ていて飽き飽きしてる方なんかは新鮮に感じるのではないでしょうか。

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では、いってみましょう。
こちらが今回使用するアンドリュース製のメインシャフト。
このメーカーってハーレー業界では有名ですよね。

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どんなもんかと、シャフトの寸法を測ってみたり、曲がりチェックしたりしましたが、結果は、優秀でした。
もちろん新品です。うん。いい作りしてます。

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遊びもほどほどにして、メインギアの内径を測定してから、メインシャフトの外径+クリアランスの寸法にボーリングしていきます。 この時、ホーニングの取り代も考慮して加工を進めます。

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芯出し後、旋盤でボーリングです。リーマでの加工だと、穴が曲がる可能生があるので当社では、条件が揃うときだけリーマを使用しますが、今のところ精度がいる穴は、ほとんどボーリングしています。
まぁ、屋号に”ターナー”って謳っているんでね。

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はい。各シャフトに合わせてホーニング後、クリアランスチェックして完成です。
ショベルのサービスマニュアルを見たことがある方ならわかると思うのですが、この辺のクリアランスなんかまったく載ってないんですよね。なので、ショップによって組みあがるエンジンの精度が変わってきてしまうのが、怖いところです。
今回は、どのくらいクリアランスとっているか?フルフローとだけ言っておきます。

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オイルをシャフトにべったり塗って、ギアを差し込むと、ヌルン、ヌルン、と負荷なくスムーズに動けばOK。

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