Z550FX 千葉

 

6月に入ってバタバタしてきましたね。
ほら、梅雨明けたらシーズンですから。その前に〜っていうお客さんが多いんじゃない?多分。

 

Z550FXの作業依頼です。400はよくやりますけど550は初かも。
まあ、ほぼ400と変わらないので作業的にはいつも通りです。

 

 

左 シートカット前。 右 シートカット後。
FXのバルブシートは通常だと45度面しかカットされてないんですよ。どうせシートカットするならもうちょっと吸排気効率を良くしてあげたいんですね。

 

 

で、こうなります。
本当は買ったばかりのイケてる形状のカッターを使いたかっただけです。笑

コレだとちょっと分かりづらいけど排気側なんてかなりイケてないですか?

 

 

続いてヘッド下面の修正研磨。
以外と分かりづらいんですけど気筒間で繋がっちゃってました。
まあガスケットで皮一枚繋がってた感じだったと思うのでやって正解です。

 

 

ボーリング作業とシリンダー上面修正研磨も完了。
パリっと仕上がったエンジンってやっぱいいです。安心感があります。

 

 

ありがとうございました。

 

Z400FX 東京

 

預かっていたZ400FXの作業が完了しました。

 

 

バルブとガイドのガタは良好。バルブシート当たり面が荒れているのと当たり幅が広くなっていましたのでシートカット。
ビフォーアフターがないとイマイチ伝わり辛いです。

 

 

バルブステムの減りは良好。バルブフェースは異物噛み込みの為フェース研磨し再利用。
シートカットの当たり位置はノーマル仕様で。

 

 

純正廃盤。頼みのリプロは品切れ。さぁ如何しましょ?とオーナーさんに相談したら持ってましたよオーバーサイズ。
ということでシリンダーは無事にボーリングできました。

 

修理する部品がないのは国産メーカーばかり。海外メーカーはその点で国産より優秀です。
リプロ部品が飛ぶように売れている時代ですけど国産メーカーはどう見てるんでしょうか?

 

Z400FX

少し間が空いてしまいましたがZ400FXの続き。

バルブは再利用するためフェース研磨。
バルブシート面の荒れも擦り合わせでいけるレベルでしたので擦り合わせのみ。

 

 

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ヘッドは修正面研。

 

 

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シリンダーはホーニングと上面修正面研。
軽いサビリング痕などはホーニングで取りきれてしまいます。
深いキズがないのが大前提ですけど。

 

 

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Z400FX 福井

車輌預かりのZ400FXは本日無事に納車できました。

画像はエンジン組み立て直後の慣らし運転です。
いきなり実走行はせず アイドリングで徐々に慣らしていくようにしています。

エンジンに火が入ると色々と問題点が出てくるものです。

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エンジンをバラす以前は問題なかったキャブレター。
組み上げてアクセルを捻るとアクセルの戻りが悪く回転の落ちが悪いです。
二次エアの可能性を疑いましたが、なんだかんだやっていくうちにキャブレターに辿り着き オーバーホールに踏み切りました。
基本エンジン修理以外のお仕事は受付ませんがこれじゃあ流石にね。という状態でしたので今回は特別に。特別ですよ!
オーバーホールKITにて交換できる部品は全て新品に。洗浄組み付け後マニュアル記載値の油面調整 同調もマニュアルにある針金方式です。負圧計なんて持っていませんから。

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オーバーホール後努力の甲斐あって回転の落ちもよく調子も良い。慣らしもいい感じでこなしていましたが今度はエンジンが温まるとカムチェーンの音が気になります。これも社外品ですが強化カムチェーンテンショナーに交換で対処しました。今度こそバッチリということで完成です。

まぁ、偉そうに色々と書きましたがこの辺の整備関係の仕事はバイト君が頑張ってくれました。自分はエンジン加工専門ですからそれしかできません。というかそれ以外はやりませんね(笑)

Z400FX 腰上OH

Z400FXの続き。
ヘッドの作業内容 バルブシートカット擦り合わせ バルブフェース研磨&ステムエンド研磨 ヘッド修正面研。

画像はバルブ周りの作業を終えて最終仕上げの面研中。
マフラーのスタッドボルトがあると研磨できない為予め抜き取っています。
スタッドボルトの抜き取り作業はできれば余りやりたくありませんがそんな贅沢は言ってられない為 焦らず 折らず ヘッドを炙りながらじわりじわりとねちっこく攻めていきます。 ダブルナットで力いっぱいぐりんは危険です!

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バルブシートカットと擦り合わせ。 バルブフェース研磨。
排気側のみカットする予定でいましたがなんかしっくりこない為吸気側もカットしました。
バルブ当たり幅は0.8mmに設定しています。

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来た時よりも美しく。をモットーにカーボンもなるべく落とすように心掛けています。
が、ガスケット及び液体ガスケット 外せる部品はなるべく外して依頼して頂くようお願い致します。
内燃機加工屋はあくまでもエンジンの機械加工で飯を食べているタメ。掃除したり、加工する為に部品を外しているだけではメシにはありつけません。

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完成です。
ステムエンド研磨でバルブ突き出し量を調整していますからシム厚の選択も楽になるかと思います。
ありがとうございました。

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Z400FX 腰上OH

またまたZ400FX。重なる時は重なります。
車輌預かりのFXはエンジン組み付け現在慣らし中。キャブまでやるハメになりましたが その甲斐あってか絶好調で距離を稼いでおります。近々動画をアップします。

通常のエンジン加工修理 シリンダーのボーリング作業からスタート。

 

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ピストンサイズ下二桁。
3番に使用するピストンと4番に使用するピストンで0.02mmサイズが異なります。
このくらいの誤差は一般的です。稀に0.05mm近くサイズが異なるピストンもありますが オーバーサイズのピストンが手に入るだけマシ。と良い方向に考えて手を動かしています。

 

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機械にシリンダーをのっけて反り具合を確認。
コレをやらないと怖くて加工できません。

 

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ボーリング ホーニング後。
前にも書きましたが0.25mmオーバーサイズがあればいいですよね。

 

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シリンダー上面は修正研磨。
研磨量0.05mm。

 

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新品とまではいきませんが組み付け時のフィーリングはそれと同等になるよう日々手間と努力を惜しまずやらさせて頂いています。
新しいエンジンを作るというのはそれはそれは大変なことですが 同じエンジンでも使われ方で変わってくる ましてや何十年も前のエンジンを修理するという作業はあまりにも奥が深く骨の折れる作業です。

 

業務連絡。
現在工場内大変混雑しております。溶接作業依頼不可。作業催促不可となっております。
お急ぎの加工依頼の対応もできません。よろしくお願いします。

 

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Z400FX 福井

車輌預かりのZ400FX。
ピストンは社外0.5mmオーバーサイズ。
このピストンはバリのカエリが酷いので組みつけ前にリングとセットで入念にバリ取り作業を行います。
途中脱線してピストンの重量なんぞ計測。頭に?が付いたらとにかく確認作業をしないと気が済みません。

 

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ボーリング作業。
シリンダー下面基準に垂直に加工していきます。空冷4発によくあるシリンダーのソリが余りにも酷い場合シムを入れて作業するか1発面を引く。で対応します。

 

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ピストンメーカーのクリアランス指示に従ってホーニングで仕上げ。

 

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ヘッドはバルブ擦り合わせ バルブフェース面研磨。
ガイドのガタも良好でした。

 

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キレイな車輌にハゲハゲのエンジンじゃチョットね。
ということでブラスト+ガンコート塗装。本当は加工前に済ませました。

 

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そして一気に組み付け。
ヘッドは組み付け前に単体でクリアランスを調整。0.05mm単位で厚みが違うシムを差し替えて吸気0.1mm排気0.15mmになるようにします。

週末には火を入れて自分の仕事を確認します。

 

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Z400FX エンジン組み付け

車輌預かりで腰上オーバーホールのFXはこんな感じまできました。
シリンダーを0.5mmオーバーサイズでボーリングしたら組み付けです。
ピストンがこんにちはしています。

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ヘッドのほうは、バルブガイドのガタも良好なためシートカットとバルブフェース研磨に最小面研でリフレッシュ。

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バルブ当たり面をサラサラとカットすれば突き出し量も最小で抑えられます。

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加工が終われば組み付けになりますが、ヘッドをシリンダーに乗っけるまえにカムシャフトを仮組みしてバルブクリアランスを調整していきます。
z系はインナーシムなんでシリンダーに乗っけてからやるより楽ですね。

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バルブクリアランスの調整が終わればササッと組み付けていきます。

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ここまでくればエンジンらしくなってきましたねー
バルブタイミングは自分がやっておきます。
4番圧縮上死点を出してからカムチェーンを掛けてと。
この写真を撮ったあとカムシャフトを本締め時にアクシデントがあり、またヘッドを下ろす事になるとは(汗)
もう想像はつくと思いますが、自分がやったんじゃないですよ。
組み付けは、オーナー自身がやってますから。(笑)

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ガンコート塗装

車両預かりのZ400FX。オーナーの首が伸びきる前に今回は外注様でブラストをお願い致しました。
本来ならうちでやるんですが、猫の手も借りたい状況のため今回は見送ります。下地処理からこだわってやりたかったんだけどなぁ~。あ、ちなみに外注様だと金額はかわってくるので覚悟しておいて下さい。(笑)
時間もらえればうちでやっちゃうんで格安なんだけどなぁ。

カッサカサになっていた純正塗装もブラストでキレイになって帰ってきました。

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サビる前に塗装を済ませたいので、フィンの隙間に潜んでいるメディアの残りをしつこく除去し、徹底的に脱脂していきます。

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これまたものすごーく時間のかかるマスキングが終われば、今回のメインイベントGUN-KOTEです。
ガンコートってなによ?って?
アメリカ軍の指定塗料になっていて塗装面の表面硬度があり、耐薬品性、高放熱効果があるコーティングです。
旧車に乗っている方なら一度は耳にしたことがあると思います。
こだわりのエンジンなら塗料もこだわったモノを。と、考えるのが自分です。
特に空冷エンジンなら絶大な効果を発揮してくれるんではないかと思っています。

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塗装作業はプロにおまかせ。うちに出入りしてるT君です。
塗装にはかーなりうるさいので、もうまかせちゃってます。
いい仕上がりでしょ!

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写真だとこの微妙な艶加減がわかりずらいなぁ。
うーん。イイ!

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工場での撮影なんで、太陽の下にもっていくともっとGOOD!

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オーナーに早く加工しろ!なんてせかされそうです。(笑)

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赤いシリンダーはやっぱカッコイイ!
個人的に大好物です。

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このテロッとした感じに思わずニヤリ!

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あとは慎重に加工して塗装にキズがつかないよういいエンジンに仕上げていきます。

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Z400FX

オーバーサイズのピストン、組み付け用の部品が揃ってきたのでぼちぼちと加工の準備に入ります。
まずは、ブラストの作業に入る前にメディアが入らないようマスキングです。
養生もプロではないのでかーなり時間かかっちゃってます。
まあ、ここは時間かけてやらないと後で悲惨な事になるのが目に見えてるので我慢我慢。

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基本一人で作業しているので、あれもこれもとは、いかないんですよね。
部品の手配に発送の準備、納品やら引き取りやらで一日終わりなんてザラです。
ゆっくりではありますが前進しております。

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