Z1000MK2

 

際どい感じでありますけど?

 

 

何とかギリギリですー。
機械との干渉もそうですが、これだけ深い箇所のネジ修理はロングキリ、ロングタップがないとちと厳しいです。
持ってはいるけど活躍はして欲しくありませんね。

 

Z1 千葉

 

工場移転前に作業しましたZ1。
カムホルダーボルト孔修理ですが、今回は既にヘリサートが入っていて下孔グズグズな厄介なパターン。
大体ね、ヘリサートがダメになるのはちゃんと加工できてないからです。ココは内燃機屋に出さないと失敗してからでは遅いです。

 

 

で、超有名な同業者がお手上げ。という事で超無名のウチがケツ拭きます。
何カ所かボルト孔にヘリサート3Dが入っていましたが、トルクまともにかからないし、下孔思いっきり倒れてボルト入らないし。清く抜き取りました。

 

 

ネジスリーブ加工の下孔タップ立て。
カムメタルギリギリです。

 

 

ネジスリーブを入れるとこんな感じ。
ノックピン孔と一体で作ってます。挿入工具も当然ワンオフよ。
よくコレを売ってくれ。とバイク屋さんに問い合わせもらいますが御断りしてます。加工精度悪いとカムホルダー取り付け出来なくなります。貴重なヘッドがゴミになってしまうリスクをウチで食い止めます。

 

 

ノックピンもバッチリ。
鉄で作っている為強度は上がりますし、万が一ダメになってもヘリサート入れられます。
欠点は回り止めができませんのでボルトを無理に回すと一緒に抜けてくる恐れがある事。

 

 

マーキング部分ネジスリーブ。トルクもバッチリかかります。青いバツは無理くり付いていたボルトのネジ山がダメでした。

ケツ拭き仕事って普通の加工修理より手間かかるし失敗リスク高いのであまりすすんでやりたくありませんね。
週明けから仕事再開です。

 

GS400

昨年末から年明け越し作業です。

ケースドレン修理。
かなり大きく拡大されて、且つネジ山ナメ。
孔センターもズレていてどうしたらこんな加工修理が出来るのか?と考えながら芯円に修正。

 

 

 

 

スリーブ製作して圧入。周り止めも兼ねてアルゴン巻き。
漏れなければヨシです。

 

 

 

 

漏れ確認作業のレッドチェック。
一応ケースを温めてやってます。

 

 

 

 

1日置いてOK。

 

 

 

 

続きまして。マニの取り付けボルト孔修理。
真ん中にギザギザしたのが元ネジ。折れたまま別の位置に開け直していますけど?

 

 

 

 

1度埋めて、マニを治具に孔を開け直します。
が、面倒なのはヘッド下面に対しマニ取り付け面は垂直ではないので角度出しが必要なところ。カチカチに固まったボルトを折らずに取り外すより何倍も時間がかかります。

 

 

 

 

完成。
盛りっぱなしなら工賃も少し安いです。

 

 

何かここ数年、ヘンな修理されているエンジンが増えた気がします。
明らかに素人作業と分かるものは除いても多いかなと。
困るのは修理されたであろう箇所の再修理なんですが、コレが曲者で前加工がしっかりとしていればいいんですけど、適当にやられていると基準が無い為どうしようもなくなります。毎回治具作って加工なんてはっきり言ってやりたくないです。
昔は別の修理で入ってきたエンジン見て、おおっすげぇ!コレいいじゃん!オレも真似しよう!的なちゃんと修理されたエンジンが多かったんですけどね〜。
うん。頑張ろう。

 

 

Z1

 

クランクキャップボルト折れ込み作業。
緩まないボルトを力づくで緩めようとすると簡単に折れます。
しかしその代償は大きいです。

 

 

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ケース合わせ面とシリンダーデッキ面は平行ではなくデッキ面側に角度が付いています。
それだけでも厄介なのにスタッドボルトまで付いてますからネジ修理と言っても簡単にはいきません。
ここの修理を個人でやろうとする殆どがクランクケースを使い物にならないようにしてしまうため避けましょう。

前回作りました治具がネジ孔センターを捉えます。下手すれば壊しかねないクランクケース修理も洋々な治具を使用して確実に修理致します。

 

 

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Z1

この手の仕事は普段から付き合いがある業者さんからだとイヤとは言えません。

 

 

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時間で考えると通常作業をこなしてる方がよっぽど効率よく稼げますけど?
その分別の仕事を頂くのでペイ出来ます。
手間仕事の後が肝心ですよビジネスは。というか信頼関係ですよね。

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GPZ1100 青森

今月は何だかネジ穴修理ばかりやらされている気がします。お陰様で通常業務のエンジン修理加工にだいぶ響いてきました。
ので、少しばかり制限させて頂きます。それと溶接の絡む修理も現在受け付けていませんので。よろしくお願いします。

Z系のエンジンの中でも角Zと言われるヘッドは少し事情が違います。アルミの材質が良くないんですよ。巣穴もそこら中あるし、サクサクしてる感じです?
マジックで印している箇所+追加で2箇所ヘリサート。

 

 

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そしてスタッドボルト付け根からもげていました部分は毎度アルゴン盛りにて1度埋めてから再度穴開け作業です。

 

 

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機械加工屋ですから当然機械にセットして角度と位置出してタップを切ります。
簡単にやっている感じに見えますが、手間を考えると通常作業している方がずっといいですし楽です。

今日から3連休。機械にかじりついていますのでお問い合わせはメールにてお願い致します。

 

 

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HDショベル 茨城

ハーレーの中でも特にショベルのプラグホールはダメになっているものが多いですね。
今回のヘッドもヘリサートからネジスリーブさらに一回り大きいネジスリーブと徐々に拡大されていったものです。
ネジスリーブもプラグと一緒に抜けてきてしまうケースがあるようですね。ハーレー用に製作した鉄ネジスリーブに何処かで見かけた3.2mmの回り止めピンを打ちこみ+座面研磨で完璧に修理致しました。

プラグホールのセンター出し、角度出し、加工前の下準備が加工精度を上げるのは言うまでも有りません。

 

 

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Z1

Z1の続き。
カムホルダーを押さえているボルトがM8に。しかもトルクがかかりません(汗)
ノックピンが使用できないのもちょっと、、、。

なので 手間暇かけて製作 ネジスリーブ。

 

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実際のカムホルダーと対角にノックピンを取り付け穴センター出し ネジスリーブを入れて完璧に修理致します。
鉄スリーブのため簡単にめげません。仮にめげた場合ヘリサートにて再度修正もできるようになっています。

 

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ネジスリーブ挿入時は少しコツが必要ですがそこさえクリアできればこれモンです。

 

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Z1

Z1のヘッド修理依頼ですが、今回はボルト折れとカムホルダー受け部分のネジ穴修理のみ。
ですが 結構キテます。

画像1番のエキゾーストスタッドボルト折れを確認していたところ、、、。

 

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何やら怪しい4番のスタッドボルト。
やっていますね〜。

 

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横から見るとこんな感じ。明らかに角度が違います。
Z1のエキゾーストスタッドボルトはヘッド面に対し約10度傾斜しているのが普通です。

 

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正面からはこんな感じ。全然穴位置がズレちゃっています。(笑)
マフラー取り付けも接って取り付け辛かったハズ。なのでここも急遽修理していきます。

 

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まずはヘリサートを抜き取ります。
ネジ穴を壊すのは一瞬ですが修理はその何倍もかかりますね。

 

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アレだけズレているともう修正は不可能なためフライス盤で削りとってしまいます。

 

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脱脂してアルゴン盛り盛り。

 

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ある程度整形したらもう1度フライス盤で角度出し穴開け。
折れていた1番のスタッドボルトもついでにやっつけます。

 

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そしたらまた整形。
ここからは根気とセンスですが まあ、時間のかかること。
ペロペロとはいきません。

 

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田村流鋳物風加工を施して完成です。

続きます。

 

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