HD 47FL 島根

 

月末と年末のコラボでドタバタです。ホントありがたい事なんですが。
うん。1日12時間じゃ全然足らん…。誰かいません? 求人募集してます。

ナックルヘッドバルブ周りの作業。

バルブガイドを抜き取るとバルブカップも外れます。
洗浄後、ガイド下孔径を計測するも錆びが酷くて寸法が測れないため。

 

 

 

 

下孔をリーマー修正しました。
コレで錆びも取れたし真円にもなったし一石二鳥。

 

 

 

 

使用するバルブガイドはキブル製。
外径はガイド下孔、内径は使用するバルブステム径に合わせて加工。
ガイドトップは少し手を加えテーパーに。

 

 

 

 

 

 

 

 

バルブシートカット後はこんな感じ。
当たり幅は1.2mm。擦り合わせで1.3mm位にはなるかな。

 

 

 

 

バルブは以前に交換されているようでそのまま使用可能。
ただ、ステムエンドが丸く削られていたので研磨しました。

少し気になったのが以前にも丸く削られているのを見た事があり、ロッカーアームとの関係でもしかして狙っている?とも思いましたがね。知識もないので判断しようが有りません。

 

 

 

 

発送済みです。
ありがとうございました。

 

 

HD knuckle 愛知

 

 

ナックルヘッドに使用しますシリンダーライナー。
ELの1000ccタイプは滅多に来ないのでストックはなく出来立てホヤホヤ。

 

 

 

 

それを下ごしらえしておいたシリンダーに圧入。
アレコレ辻褄合わせ。

 

 

 

 

ボーリング加工に備え、トルクプレートを引っ掛けて一晩寝かします。

 

 

 

 

支給されたピストンに合わせボーリング加工して完成。

 

 

 

 

 

 

 

 

発送済みです。
ありがとうございました。

 

 

HDナックルヘッド 福島

 

涼しくなりました。と思ったら9月です。

 

ナックルヘッドのバルブ周りを作業してました。
通常のガイド入れ替えと少し勝手が違いますがやる事は一緒です。
先ずはブラスト後ガイド抜き取り、ガイド下孔計測。

 

 

NEWガイドはリプレイス品を追加工。トップをテーパー加工してオイルを切れる用に。
外径を先程計測した下孔径と嵌め代合わせ。内径をバルブステムとクリアランスが取れる寸法にリーマー加工。
0.01mm単位での寸法合わせの為、嫌でも気を遣います。

 

 

ガイド入れ替え後。圧入したガイド内径を再度リーマー通し、シートカット。

 

 

バルブは再利用できた為フェース面とステムエンドを研磨しました。

 

 

ナックルはガイドをブリキのカバーとサンドイッチする感じで圧入します。
ガスケットの枚数も吸気と排気で異なる為いちいち確認しながらガイドを入れ替えないといけないので忙しないですね。

発送済みありがとうございました。

 

HDナックル46 徳島 #4

 

前回の続き。

マウント部を修正するのに必要な工具を取り寄せて、作業開始。
超超ロングなエンドミルです。

 

 

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半分ぶっ欠けていた部分はアルゴン盛りしましたがトーチが振れない部分はしょうがないですね。
座面が出来ただけでも違います。

 

 

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左ケース側も。クラック入ってもげそうでしたので盛り盛り。

 

 

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ただ座繰りを入れるだけの簡単加工に見えますが?
段取りから数えると加工完了まで約3時間。
溶接前に穴位置の座標拾ったり、溶接作業の時間を入れると…
考えただけでイヤになりますからやめておきます。

 

 

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コレで全ての作業完了。
前回のカムブッシュ。ケースレース。ブリーザーホール。全てボーリング。
ケースレースは特別に用意しました刃物。使用するベアリングはSTDサイズ。
自分で言うのもアレですが、めちゃくちゃ手間暇かかってます。はい。

 

 

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作業中何回か組んだりバラしたりしましたが、毎回ビタっとくるシリンダーデッキ面。
加工精度よりも位置決め用のケースボルトと孔が良いんですね。
イヤイヤそれが普通だから。は、古いハーレーには通用しないみたい。

 

 

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まぁ、アレだ。やっぱ此処が地味に大変でした。

 

 

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ここまでで4ヶ月。やっとこさ終わりました。
組み手の事も考えながら作業しましたのでそこそこやり易いとは思います。
本当は1発引きたい。ってところもありましたけど。ソレはソレです。

 

 

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HDナックル46 徳島 #3

 

アンマッチング作業も終盤に。
拡大されていたカム下孔は製作ブッシュで。

 

 

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そのまま圧入しただけではカムカバーとのカムラインが出ませんので、カムカバーをそのままジグに。
あ、そうそう。ちゃんとリプロ品を使ってるので御安心を。

 

 

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したらばボーリング。
ブッシュ内径はこの為小さく作っておきます。

 

 

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周り止めのピンを打ち込んで完成。

 

 

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実際に使用するカムカバーを規定トルクで組み付け、手でカムがスルスル〜と回ればOK!
わざわざあんなジグを作るワケは。カムカバーのカムブッシュを入れ替えず、ケース側カムブッシュを入れ替える為。
書いてるだけで面倒になってくる作業です。

 

 

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タップが中で折れてその直ぐ上にネジ穴を立て直していたカムカバーボルト穴。
酷い修理のケツ拭きは何時もの倍以上時間かかります。が、其処は踏んだ場数と経験を生かし製作スリーブで対応。
周りになーんにもないようなところだったら考えずに作業できますが、肉薄且深さにも制限がある厄介なところは慎重に手堅くいきます。

 

最近多いのが個人で修理のつもりが破損させてしまうケース。
これ結構な頻度であるんですが全部断っています。弄り倒した箇所の加工修理ってものすごーく大変だから。
誤って破損させてしまったら何も触らず持ってきて下さい。そっちの方が早くて安いです。

 

 

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HDナックル46 徳島

 

 

前回に続きナックルです。

忘れない内にタイミングホールのネジ修理。

 

 

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ヘリサートでもいいが ネジ山が少なく心細い。
ネジスリーブを入れておけば気持が安心です。

 

 

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前回に続きクランクケース レースベアリング合わせに。
両シャフト、使用しますベアリングの寸法を測定し NEWレース内径仕上げ寸法を割り出します。

 

 

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レース内径は元々小さく、圧入後は内径を先ほど計測した寸法まで拡大するようになっていますが、それに伴い両レースのラインを出す必要もあります。
此処から少し詳しく解説。
先ず、ピニオン側レース内径の芯を拾いダイヤル0に。

 

 

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そのまま上にスライドさせてスプロケ側。
ダイヤルは10を指し0.1mmズレていることになります。
いくらレース下孔のラインが出ていてもレース入れ替えによってクランクラインにズレが生じます。
これはマッチングケース、アンマッチングケース共に同じで レース入れ替え後はコレを修正するためケースラインを出す必要があるんですね。

 

 

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そしてここからが本題。通常ラインラッピングという作業でライン出しを行いますが、今回は機械加工で仕上げます。俗に言うケースラインボーリングです。
本来ラッピング作業とは元々の孔径、軸径を研磨して1/100mm以下で大きくしたり小さくする事ですから、芯がズレた孔をラッピングで芯を出すのは厳しいです。

 

 

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仕上げはこんな感じ。

 

 

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レース熱処理のためか硬いのなんの。
こんな事やるのウチくらいですかね。

 

 

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HDナックル46 徳島

 

少し前に紹介したアンマッチングケースの作業進展。
クランクケースのクランク軸をラインボーリング後、ケースに圧入されるレースのオーバーサイズが必要になります。
月日は流れ外注作業から戻ってきた新品レース。
もともとのレース外周寸法より0.6mmほど太らせています。
画像では分かりませんね。

 

 

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スプロケ側のみ肉盛りし、ピニオン側は新品レースのまま。

 

 

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ケースの厚みがショベル何かと比べると薄く、圧入するにも細心の注意と受け側もしっかりとしたジグが必要です。とにかく割れたら洒落にならないエンジンですから。

 

 

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SAY。

 

 

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続いて カムカバーのネジ孔ではなくブリーザーホールのボーリング作業から。

 

 

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機械にセットしますがこんなジグも使用します。

 

 

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ただ掘るだけ。なら楽なんですけどね。

 

 

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色々と確認しないといけない箇所の加工は考えながら加工しますし、神経も使うしで忙しないです。

 

 

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ええ感じ。にヌルンヌルンと周ります。

 

 

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最後はやっぱココですね。
カムカバーをケースに合わせてみると全然穴位置が合っていません。
カバー側から穴芯拾いエンドミルで突いてみるとタップの残骸が!(汗)
恐らくタップ立てている最中にへし折れて、そのちょっと上に穴を開け直したんでしょうね〜。
そんなことしてもカムカバーの穴と合うわけないのに。

 

 

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タップの残骸は叩き折って芯円になるまで少しずつ拡大。
こんな作業でも数時間かかるから割りに合わんと何時も愚痴っています。
ケツ拭き仕事は大変じゃけぇ。

 

 

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HDナックル46 徳島

 

夏休みの宿題残り。
ニコイチエンジンを一個1に。

みなさん興味津々アンマッチングケース作業。
左右のレースを抜き取りレース下穴をラインボーリング。

 

 

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何処を基準にどう加工していくか?難しいです。
以前もやってますが、ネックと成るのは右ケースカム回り。ギアがごっちゃりとつきますから。

 

 

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左ケース下孔。加工前より0.5mm拡大したところで芯円に。
刃物の当たり方から見ますと上下方向にクランク軸がズレてました。
この後にレースを圧入しますが流石にここまでのオーバーサイズのレースは有りませんね。
此処は次回詳しく紹介するとして焦らしておきましょうか。

 

 

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よくもげるエンジンマウント。
マッチングケースでは無いため左右高さが合っていません。
もげた部分の肉盛り序でにブリブリとアルゴン盛り。

 

 

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所々に巣。
よりも何処を基準にマウントを研磨するか。を考えないとリア側と平行が出ないです。
こっちのほうが大切ですよね?

 

 

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ボルト孔はここの加工作業と一緒にいきます。ので暫しお預け。

 

 

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リアマウントも研磨。
フロントに比べて余りズレていませんでした。
1度やってるとか?其れとも偶々?

 

 

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シリンダーデッキ面も合わせてレースラッピングを残しほぼマッチングに。
バンク角45度ってホントに出てるの?気になりますよね〜。
70年前のエンジンだから1度くらいズレてるかなぁ?と思いましたがほぼ45度出てました。

 

 

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他作業もまだまだ山盛りでゴールまではまだ遠い。
通常作業と違い考えながら1工程ずつこなしていきますからかなり時間かかります。
ブログだと早いんですけどね。

 

 

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47FL 徳島

 

いきなりですがお知らせ。
8/9~8/14まで夏期連休となります。御迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
現在通常作業で2週間から20日ほど。溶接、その他エンジン以外の加工は受付ていませんのでご了承願います。

さてナックルの続き。
タブの肉盛りは外注作業。面出し ネジ切りだけなら早く終わる?

 

 

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終わりまテン。
面出しから埋めた穴に再度穴開け。穴位置は実際にロッカーカバーを合わせて拾います。

 

 

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肉盛り部分は少し焼きが入っているのか硬く、超硬のエンドミルでないと刃が逃げて上手くいきません。
タップも折れるんじゃないかとヒヤヒヤしながらネジ切り。

 

 

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続いてヘッドボルト穴の修理。丸で囲んだ2箇所と画像手前のボルトの3箇所。
ヘッドの形状がイビツのため機械に置いてポンとはいきません。面倒でもここはジグを作ります。
こうやって書くと簡単にジグを作っている感じですけど、なんだかんだ1日仕事。
そのためどうしてもジグが必要な加工は後回しに。

 

 

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そしてヘッド面に垂直に加工しようとするとこうなる。

 

 

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バルブ周り。
ガイドとのガタもいい感じで、当たりもコレだったら擦り合わせでいいよね。
ということでトップエンドは完成です。

 

 

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HD 46FL 徳島

 

今週は溜まっていた作業を集中してバタバタと片付けていたためブログがご無沙汰になりました。
日中は加工に専念して夜は預かり車両と組み作業でバタバタの1週間。毎日痺れるような暑さのおかげでおっさんの自分はぐったりです。

ナックルヘッドのシリンダーにスリーブを打ち変える作業。
画像はもともとスリーブが入っていたため ペラペラになるまで地味に削り取ったところ。

 

 

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プレス機でスリーブを打ち抜ければものの数分ですけど?
ストレート形状のスリーブならば問題ないのですが、どんな形状で作られているか見て分からない場合は注意です。
結果は段付きスリーブとなっていてシリンダー上面からプレスで打ち抜いていた場合シリンダーは粉砕していたところでした。モノがモノですからここで勝負はしません。急がば回れとはこの事。

 

 

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ちょいと脱線しまして此方もスリーブ打ち替え待ちのパンヘッド。
ピストンピンが飛び出すというハーレー独特なトラブル。こうなるとオーバーサイズのピストンでは間に合いません。

 

 

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スリーブ圧入まで完成。
ナックルはシリンダー上下面も研磨しました。
ここからトルクプレートに掛けて1日置いてからボーリング作業へ。

 

 

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うん?
コレはショベルでした。

 

 

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こっちがナックルですね。
ブログサボるとどれがどれか分からなくなります(汗)
因みに全部が全部ブログにあがりませんから悪しからず。

 

 

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ボーリング ホーニング完成。
ここは勝負しますよ。

 

 

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少しばかり粗めに仕上げ。
エンジンに合わせてシリンダー内の面粗も変更。
実際に走らせてどうか。はうちではできませんから、バイク屋さんと一緒に作る。のがうちの仕事です。

続きます。

 

 

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