陸王

 

 

久し振りの陸王ネタ。
この暑さに参ってしまい仕事終わりに弄るのがおっくうになってましたが、そろそろミッションを終わらせないと次が進みませんので意を決してカタをつけます。
先ずは、組み上げていたミッションを全バラに。

 

 

 

 

割れてバカになってるオイル給油口を修理します。
やる前はペロペロと予想していましたが…まさかね。
何度寸法確認してもネジサイズが合いません。ミリでもないし、インチでもない。丁度ミリとインチの間位。コレが噂に聞く陸王ネジってヤツですか?

 

 

 

 

複雑怪奇なオイル給油口と睨めっこ。
した後に治具作って角度振って計測。

 

 

 

 

割と普通だったのを確認して、バカになった孔とクラックを削り飛ばしました。

 

 

 

 

インローのスリーブ作ってユル巻きフィニッシュ。
ネジサイズは普通のインチサイズにしたので雄側も新たに作り直します。

 

 

 

 

何件か問い合わせ頂いた試作のスプロケットギア。黒染めしました。
オイルシールは今の規格品を使用する為、スプロケット側を加工して取り付けています。

それと今回自分が必要だったので作っただけで販売はしてません。商品にするなら走らせて使ってみて、自分が納得できるモノじゃないと。作るだけ作って後は知らん。無責任な事は出来ませんから。

 

 

 

 

ニヤニヤが止まらないハイスピードギア。と椿チェーンを奮発して仮で取り付けてみる。
共にWLのモノですが、ポン付け確認ができました! いい流れ!

 

 

 

 

張り替えたクラッチ盤を取り付けるとソレっぽくなります。
かなりオートバイの形に近づいてきましたよ。

 

 

 

 

1人でニンマリしていると、ある時コレだとチェーン張りすぎとご指摘頂きました。悲
あの〜コレで目一杯です… もうこれ以上ズラせないんですけど?
欲張りすぎちゃいましたかね。まぁ此処まで来れば手直しも苦ではないかなぁ。
逆にこの位行き詰らなきゃ趣味として面白くないでしょ?

 

 

陸王RQ

 

今日は午後に抜けてライニング屋さんへ。
待ちに待った陸王のクラッチ盤とリアブレーキシューの張替えが上がってきました。
まあ、当然の如く単品製作となるのですが、嫌な顔一つせず引受けてもらえました。ありがたや。

 

 

これと言って材質指定とかしていません。
メカ的な部分がしっかりと仕事してくれれば問題ないはずなので。

 

 

シェル直付けのフリクションプレート。 3速ミッションなので計4枚。
しかし張り替えると見違える。 もともとはボロボロのコルクだったから尚更。

 

 

ブレーキシュー。
うーん。フロントもやっとけばよかったかなぁ。来週またスペアを一組持って行くか。

はやく組みたいが仕事もぼちぼち立て込んできているからちょっとお預け。

 

陸王

 

週末は自分のオートバイに情熱を注いでました。

おっくうで手付かずにしていたバッテリーボックスの再生に着手。
状態が悪くコレを直す気になれなかったのですが、重い腰を上げていっちょ新規で製作します。

 

 

そのままでは底抜けてバッテリーが置けませんし。

 

 

先ずは朽ち果てる寸前のバッテリーボックスから採寸して1.2mm厚の鉄板を切り出して曲げと穴加工。

 

 

続いてフロント側とリア側のステーを製作。3.0mm厚の平板を使用しフライスで長穴加工。

 

 

その平板を酸素で炙りながら曲げていきます。
コレが結構厄介で、曲げ角度がしっかりと合っていないとフェンダーに当たったり、バッテリーボックス自体の取付角度が変わってしまったりと結構シビア。

 

 

3度目の正直でようやく納得出来るのができました。ふぅ〜 汗

 

 

切り出した鉄板をtigで溶接し組立。溶接ビードは擦って成型。
オリジナルを忠実に再現するつもりもないので、元々付いているヒューズとコンデンサーは別のトコに移動させる予定でいます。

 

 

ぱっと見オリジナルくらいにとどめておく。

 

 

バッテリーボックスステーを仮に点付けして位置合わせすると、グッとそれっぽくなりますね。

 

 

車体に取り付けて確認。
うん。いいですね〜! グッとオートバイに近づきました。

 

陸王RQ

 

なんか意外に反響があったので自分のオートバイネタです。

 

GW中になんとか(無理やり汗)エンジン始動まではいけたんですけど。ミッションからギア鳴りがすごくて。で、色々アレコレした結果バラシました。 うん。やっぱ長期放置の部品取り車はそんな甘くありませんね。

 

 

現状はキックアームの戻りが悪く、スタータークラッチギアが甘噛みの状態で動いている感じ。如何やらスプリングのヘタリが原因のようです。
取り敢えず使えるかどうかわかりませんでしたが、物は試しとハーレー45サイドバルブの部品を手配。

 

 

結果はお見事の寸法ドンピシャ!
左が元々付いていた陸王のもの。右が45サイドバルブのものです。
スプリング長はわずかに45サイドバルブの方が有ります。うーん!これは直るぞ!

 

 

んじゃこっちはどうよ?って事でカウンターシャフトのベアリングも頼んであったので計測。
普段の行いがいいのかこれもドンピシャ!しかもスタンダードサイズで陸王のものよりベアリング径が0.02mm太いため都合がいいのです。

 

 

なにはともあれカウンターシャフト内径、カウンターシャフト径、ベアリング径、を計測。
元々入ってたベアリングは錆びで凄いことに。カウンターシャフトにも少々錆びがあった為ジャーナル部分のみラッピングしました。

 

 

ベアリングの数が奇数なので正確には出ませんがいつもの計算だとクリアランスは0.03mm。とかなりいいとこ。
しかしココがズルズルに削れてしまう前にバラしてホントによかったです。シャフト単品で製作したらよゆーで10諭吉は覚悟する作りですね。

 

 

計測がちょっとアレなんですけど、シャフトを手に取って入れた感覚だとかなり近いのでこれでヨシにします。
いやいや其れは無いでしょう。って思います?てか思っちゃてます?
えーとですねー。こちとら伊達に10年以上毎日10μの世界で仕事してませんよ。職人の手の感覚って結構当てになるんですから。多分。

 

 

組み付け時に難儀するスプリングはグリスで忘れずに引っ付けておきます。

 

 

メインシャフト。
クラッチギア?1速側のベアリングは、コレまた45サイドバルブのカウンターシャフトベアリングと共通。故にドンピシャです。 ココもやっつけておきますー。

 

 

なので計測計測。

 

 

メインベアリングレース内径は0.02mm楕円と錆びていましたのでホーニング修正。
新しいベアリングとのクリアランスは0.03mmとこれもいい感じ。

 

 

で一気に仮で組み上げ。
そうそうココのベアリングも45サイドバルブのカウンターシャフトベアリングと共通です。
あ、マズイマズイ。ベアリング下のカラーは向きが逆です。真似しないように。

 

 

で、作りたてホヤホヤの2次側チェーンスプロケを組み付けてスラスト量を計測。
如何やらシムは新規で製作しなくちゃです。

 

 

キックアームを取り付けて何度も動作確認。実際はスパナでやりました。笑 バラす前はメインシャフトを回すとカチャカチャ音してましたが、甘噛みも無くなりスルスルとスムーズです。コレで大丈夫でしょう。
さあて面倒なガスケット作るかぁ。

 

陸王RQ 

 

自分のオートバイ弄り。
ウチに来た当初はアクスルシャフトの代わりに鉄筋棒が刺さっていた(笑)
その頃よりはこれでだいぶマシになったか?
不足してるカラーを何とかして転がせる用にします。

 

 

工場内を徘徊して転がっている材料(おそらく45C)で製作。
あ、寸法は事前にちゃんと測りました。

 

 

本チャン締めして〜。
ええんでないの♪

 

 

本来はハブキャップが付くのでそれでは不正解。とかは分かっています。
ハブキャップを待っていたらいつまでも走れませんから。自分は走りながらハブキャップを探します。

 

GW

 

久々の連休を利用して自分のオートバイを進めました。
画像は陸王RQの2次チェーンスプロケット。
左 元々付いていたモノ。
真ん中 中古良品?改。
右 今回試作したモノ。

 

 

元々付いていたギアではお話にならないので中古ギアから寸法取りました。

 

 

まぁ、1から製作だとかったるいので汎用ギアを流用。
刃先のみ高周波焼き入れされているので加工は楽ちんです。
オイルシールの取り付け部分は今の規格のものが使える寸法にしました。

 

 

ハーレーのWL用を使えば?と聞こえてきそうですが、ギア刃の数が違うのと、刃数が多いのでギア径が大きくなり取り付けで干渉してしまうんですね。
他に作ってる人もいなそうだし、オイルシールとセットでこれは売れるな(笑)

 

陸王RQ

 

チマチマ弄ってる陸王。変速しないミッションの現状と消耗品の交換諸々。
先ずは分解の際、市販の工具では対応できない箇所も幾つか見つかった為 地味に工具作りからスタート。

 

 

六角頭。
エンジン、ミッション周りのボルト類の殆どがインチで構成されているため此方も1インチで。

 

 

クラッチディスクを止めている菊ナットを外す工具です。
スペア、中古部品なんて無いに等しい車両ですからドライバーなんかで無理に引っぱたいて、後で後悔しないよう慎重に進めていく。

 

 

シャフトをかわさなくても、ナットを緩めるだけ。のモノは作れるけど、あとの事を考えてこの形状に。

 

 

外すのはほんの数秒でしたが、 外すまでに1日。いいヒマ潰しです。
菊ナットは言うまでもなく無傷で再利用可能。

 

 

サクサク進むかと思ったクラッチディスクは、テーパー嵌合部がガッツリ張り付いていたりと思うように進みません。
無事にディスクを外すとインスペクションカバーなるものが外れますから中身を覗けます。
心配していたギア欠けもなく中身は以外とキレイなもんでした。

 

 

そして古い車両で頭を悩ますのはオイルシールです。クラッチディスク裏のオイルシールは案の定カチカチでダメ。
ポン付けできそうな同形寸法のは見つからなかった為、現JIS規格で1番寸法が近いシール(壊す前に計測済み。)に合わせてディスク側を加工して使用する事にします。

 

 

ディスク加工後。
元々付いていたシール外径が69mmで今回使用するのは70mm。
内径は55mmと同寸ですがシールの厚みが7mmから9mmへ変わるため、取り付け部外周と深さを追加工してます。
肉厚も十分ありますし、これはキタナ!という感じです。