ジムニーLJ50 ボーリング

ここ最近は、作業しやすい気温になりましたが、工場の扇風機はフル稼働です。
静岡市内の業者様からのボーリング依頼です。
相変わらず、業者様ばかりですね。
今回は、ジムニーです。赤く塗られたブロックってなんか妙に速そうに感じるのは、私だけでしょうか?
カッコイイです。

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シリンダー内です。縦キズが上から下までがっつりとついています。
オイル食いが、激しい車両はこのように、シリンダーが傷だらけになっています。ボーリング加工は、ボアアップに必要な加工ですが、
このように、シリンダースリーブが、摩耗して、オイル上がりの時にも必要な加工です。

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サビもでてきています。
加工に入る前にいろいろな箇所を計測していきます。

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今回使用するピストンは、純正の鋳造ピストンです。
鋳造と鍛造ピストンがあるのですが、それぞれ膨張率が違うため、ボーリングのクリアランスも変わります。
クリアランスを間違えれば、いくら芯円に加工しても意味がありません。

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頭に1.5と刻印されているのがわかりますか?
これは、ノーマルピストンの1.5mmオーバーサイズという意味です。
縦キズを消すのに、ワンサイズ上か、そのまた上か、迷いますよね。
迷ったらお問い合わせください。当社でシリンダーの状態を見て、的確なピストンサイズを選定いたします。

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クリアランス指定がないため、今回は、私の持っているデーターからクリアランスを決めます。
加工待ちの業者様、もうしばらくお待ちください。

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