4.0mm程ボーリングで拡大したところに巣が現れました。
ブロックにもよりますが3.0mmまでは安全圏。そこからは運次第で御座います。

ホーニング取り代を残したところまでボーリングしますと、巣穴と水穴が微妙に繋がる。
このままでは使いモノになりませんのでスリーブを入れて対処します。
一昔前なら即スクラップ行きでしたがそうもいかない時代になりました。

スリーブ外径に合わせてさらにボーリングで拡大。もちろん圧入代分差し引いて。
ブロックに合わせてスリーブも加工します。専用スリーブではないので。
拘りと安心の日本製を使用。

内径は約75mm。
手間ですけどもう一度ボーリング加工。

気づきました？
ブロック上面はスリーブとの段差をなくすため修正面研しました。
歪みもそこそこありましたが腐食が酷い状態でしたので一石二鳥です。

安心して下さい。巣穴出てきませんよ。

ブログだと画像一枚で完成するホーニング。
何時も気を許す訳にはいかない非常に神経を使う作業です。

無事に完成です。

まだまだ現役で走ってもらいましょう。