前回の続きになります。
バルブガイドを抜き、ガイド穴を修正したら、ガイド穴の内径にあわせてバルブガイドを加工します。
ジグを製作し、ガイド内径と外径が同芯になるようセットし、バルブガイドの圧入代分の外径に仕上げていきます。
左が加工後、右が加工前の純正です。
テーパー部分が純正だと粗くなっていますが、この粗いとこにカーボンが付着して悪さするため、当社では、加工指定がない場合切削して表面を外径のようにつるんと仕上げます。
ガイド穴ひとつひとつの内径に合わせて加工が終わりました。
外径と内径が同芯、かつ、円筒度が要求されるため加工はシビアです。
面研用のジグも製作し、フライスで平行出ししておきます。
だいぶ過ごしやすい気温になりましたが、山の麓のせいか、朝晩は、寒いくらいです。
加工は、しやすいですが。