日曜日の板金からガラッと変わり、内燃機の作業を進めています。
画像がたまってきたので一気にいきます。
フライホイール軽量加工の、ラストの工程は、フライスで余分な肉を切削していきます。
円テーブルで芯だしをしてから、ダイヤルで面の水平レベルを出していきます。
これが、めちゃくちゃ時間かかりました。次から、工程変えて加工しよ。
この辺は、臨機応変に。
芯だし、水平がきまったら、切削です。
キレイです。
あとは、三等配だから、円テーブルを120度ずつ振って加工すれば、x、yの座標も同じに加工できます。
無事納品致しました。
ちなみに、軽量加工は、加工後バランス取りが必要です。今回は、業者様の方でバランス取りを行うため加工のみです。
当社では、スタティックバランスで、バランス取りを致します。
フライホイールに穴があいてあるのにきずきましたか?
ひとつ、ひとつ、バランスが違うため、穴の位置や、数も違います。
このバランスがエンジンはキモです。バランスがとれていないとエンジンはスムーズに回りません。
暇な人は、タイヤのホイールについているウエイトの位置をずらして、手で回してみてください。
違いのわかる人になりますから。
Wのコンロッド小端部の計測です。
シリンダーゲージにて実際どのくらい楕円になっているか精密に計測します。
1メモリ0.01ミリです。
メモリが、0のところを22.50にマイクロメーターでセットします。
縦方向22.64です。
横方向は、22.52です。0.12mm楕円しています。このあと、芯円に加工するのですが、
計測した寸法を控えて材料待ちです。
その間に、業者様からの依頼で、スロットル内径拡大の準備を致します。
バタフライが組まれた状態なので、浸透油をかけボルトを外しにかかります。
なめりそうで怖いんですよ。じっくりつけておきます。
ホームセンターにいったらこんなんありました。
歌い文句がズルすぎる。
ええ、もちろん買いましたよ。(笑)