CB250納車後です。
下から上までスムーズにまわります。
180度クランクが奏でる音と鼓動は、一度聴いたらヤミツキでございます。
月別アーカイブ: 2013年6月
追加工
二度目のアップです。
先日、納品した加工依頼の紹介です。
はじめて、ハーレー屋さんに営業かけた、田村モータース様からのお仕事です。
カラー製作とブラケット?の追加工です。
A5052材の丸から削りだして指定寸法にあわせて完成。
アルミの丸はA5056が主流ですが、今回はA5052での製作です。
そして、ステップのブラケット?の追加工です。
丸い部分の厚みを削ります。車両にとりつけるためのオフセットかな?
複雑な形状なので、フライスにセットするのも考えものですが
固い頭を柔らかくしてクランプします。アルミで気をつけるのはガチガチにクランプしないことと、
回転、送りとも、鉄の2倍から3倍の条件で加工すること。
刃先はピンピンで。
加工するまえに、どこを基準に平行をだすかがポイントです。
チョット削りたい、こんなパーツつけたい、等の加工依頼も可能ですので、田村モータース、または当社にて
ご依頼お待ちしております。
そして、最近アクセスと問い合わせがグンッとあがったのは?
雑誌に少しだけ掲載されてます。
16年愛読していますcruisinにデボネアのオーナーがのっています。
お詫び
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先週は。
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PCの調子が悪くブログアップできずにいましたが、本日、修理完了し絶好調です。
ショベル用ダミーヘッドも当社用に二台と、いつかきっとくるであろう
販売用のストック一台を製作中です。
160πのSS材から切り出して旋盤にて切削しております。
こんだけ太い材料を削るの何年ぶりだろ?
回転数は、一枚刃なので1000×V÷πDでok!
こっちもちょこちょこがんばってるみたい。
当社に直接電話での御注文のお客様へ。
日中は、工場にいないためFAX、もしくはEメールにてご連絡お願い致します。
フレーム加工のお問い合わせ頂いたお客様、持ち込みにてライン合わせ可能ですが
日取りがきまりましたら一度ご連絡後、来店お願い致します。
CB250納車完了致しましたので後日、動画にてアップ致します。
ダミーヘッド製作
今日は、ハーレーのショベルヘッドのボーリングに必要なダミーヘッドの製作準備です。
その前に、ダミーヘッド(トルクプレート)について少しお話します。
シリンダーブロックは、シリンダーヘッドを取り付けると、ブロック側に歪みが発生します。
ボーリングする際は、ダミーヘッドというジグで、ブロックを歪ませエンジンを組み上げた状態を
再現し加工します。
ダミーヘッドなしのボーリングは、いくら真円度や、円筒度をだしても、シリンダーヘッドを取り付ければ
歪みます。歪んだ状態では折角の真円も楕円になり、ピストンに対し、シリンダーのクリアランスがばらつき
最悪の場合は抱きつきを起こしブローします。
これは、ハーレーにかぎらず、ピストンエンジンすべてにあてはまります。
金額が安いからとダミーヘッドなしのボーリング加工は、短命なエンジンを作るだけですのでおすすめできません。
ダミーヘッドの重要性がわかったところで作業にうつります。
シリンダーのスタッドボルトの穴位置の寸法とりのためフライスにセットしている最中です。
穴位置のピッチが不当偏のため、一ヶ所ずつ計測していきます。
デジタルで座標をおえるため、高精度で穴位置をだせます。
穴位置がでたら材料のきりだしになりますが、本日はここまでで苦手な営業まわりに出かけます。
ダミーヘッドのみの製作も受け付けていますので個人のお客様、業者様のご依頼お待ちしております。
ボール盤インバーター制御
前回のボール盤インバータ化の続きです。
うちにある小型複合機のメタルブレーキでインバーターの土台になる鉄板を曲げます。
取り付けました。
この辺は楽勝。
あとは、パラメーターの設定して、周波数をきめて試運転に入ります。
無事に動作しましたのでこれにて終了です。
低回転から高速回転まで、ダイヤル回すだけで変速します。
これで、作業時間も短縮できます。
そんだけ仕事があればですが。。。
機械の回転音が電気的な音に変化したのが一番の驚きです。
そのため、機械の持っている微振動が和らぎ主軸のフレも良好です。
古い機械に新しい技術のコラボ。
日本のお家芸です。日本のモノずくりはすばらしい。
次回は、ハーレー、ショベルのトルクプレート製作でもネタに書きたいと思います。
69の日
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今日はROCKの日みたいですが、静かにはじまった日曜営業。
cbのキャブ調整を煮詰めていますが、低回転時が濃いためジェット類を注文したのを
まちながら趣味の日曜大工で時間を潰します。
当社専属のピンストライパーが作業棚を欲しがっていたため、
余っている材木で製作です。
一気に完成画像。
FAXの下のやつがそれです。
手書きの図面でささっと寸法とって、あとはつじつま合わせて完成です。
私は、以前から気になっていたクランプ類を整理するため、壁にベタベタと
木を打ちつけ、ペンキ塗って完成。
乾いたら、てきとーに、フラットバー切ってタップたてて、ボルトさして木に打ちつけて完成。
日曜大工は、てきとーがいい味になります。
ROCKです。
息抜き
家でゴロゴロするのが苦手な私の息抜きは、機械イジリです。
ひたすら磨いては眺めるもいいですが、今日はボール盤の改造です。
ベルト駆動で回転をするのですが、回転数を変えるのにいちいちベルトの掛け替え
をしなくてはならないため面倒なことと、トルクが落ちるのが気に入らないため
インバーター制御にして、ダイヤルだけで回転数を無段階につかえるようにします。
インバーターに配線しているとこです。
機械を改造するのって、なんか悪いことしてるみたいでテンションあがります。
配線がたらないため後日持ち越しに。
旋盤のレベルチェック用に丸棒けずったり。
SR500のクランクがきたので、どんなエンジンにするか妄想したり。
配線たらずでグズグズになりましたが、いい息抜きになりました。
CB250エクスポート
CBの配線加工?修理です。
ウィンカー、ホーンの配線が全く違うところについていたため、正しく繋げてOK。
問題のヘッドライトで悩んでいましたが、もともとついていたセレン(整流器)が怪しいため、アールプロさんから
でているレクチを取り付けました。バッテリーを充電したらテスターにて確認して様子を見てみます。
これで解決して欲しいです。
NEW機械です。安田のシリンダーボーリングマシンです。
探しはじめて二年、やっと手に入れました。
中古機械の入札会でもなかなかお目にかかれないほど生存率の低いマシンです。
1965年製、ボーリング加工のみしかできない不器用なマシンですが、
ハーレーやSR、なんかのシリンダーをボーリングするのに威力を発揮致します。
古い機械ですが、メンテナンスさえしっかりやってやれば機械精度はそんなに狂いません。
見た目はつかいこまれていますが、主軸の振れは1/100以下です。
精密すぎる昭和の機械は内燃機屋の必需品です。