HDショベル 始動

以前うちで加工したショベルが無事にエンジン始動しました。
加工内容はシリンダーボーリング(ダミーヘッド取りつけにて)
クランクオーバーホール、バランス取り(バランス率53パーセントに変更)芯出し等。

慣らし後の全開走行の感想が楽しみな仕上がりになりました。

HONDA XLR200

今日の工場は暑いです!
こんな日は昼間っからビールでも飲んでいたいですが、月末から月始めにかけて加工が集中しやすいので今のうちにどんどん進めていかんとね。

で、HONDAのエンジンですが、たぶんXLR200?のシートカットの依頼。

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最小で加工して当たりが均一になるのが一番ですね。
それがまた難しいのですが。
ありがとうございました。

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SUZUKI シリンダーボーリング

ブログにアップしていないだけで車のシリンダーもボーリングしています。
SUZUKIのエンジンばかりですが…。

2サイクルのLJ50。
シリンダーボーリング&ヘッド面研1.5mm。県外の業者様からリピートです。わざわざ自分のところに送って頂けるってのはうれしいですね。 まぁ県外の業者様にはちょいと特典付きになってるのもあるかな?

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続いてK6。
これも毎月何機やってんだろ?ってくらいボーリングしています。
人気あるんですね~。

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このブロック、ライナーが動きやすいのか、ライナーが下がっているエンジンをよく見ます。
まぁ面研とセットでボーリングすればいいんですがね。ライナー振れ止め加工なんかやってみるかな?

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で、F6A。
定番の3.0mmアップ。

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上面が腐食しやすいので要面研ですね。
画像は研磨してあります。

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またまたLJ50.
土に還りそうなシリンダーばかりきます(笑)

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ヘッドもこんな感じのばかり。

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まぁ今月もよくボーリングさせて頂きました。
来月もよろしくお願いします。

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GS400 バルブシートカット

今日の静岡は暑いです!
昨日のブログの続きです。が、肝心のシリンダーの画像がどこにも見当たらないため一気に飛んでヘッドの作業です。
吸気側はすり合わせでいけそうだったため、排気側のみシートカットする事に。
こんなんでもすり合わせだと時間かかるんですよね。で、しつこくすり合わせていると当たり幅も広くなってベタ当たりってパターンなのでここはカットです。

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シートカット後。
当たり幅は1.0mmでセットしています。

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光明丹をバルブにうっすら付けて当たりを確認。
うん。いいでしょう!

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あとは、最小面研でフィニッシュ。
せっかくヘッドをはぐったならやっぱ面研だよな~。
液ガス塗りたくってあるエンジンってぶしょったくてカッコ悪いですからね。

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はい。これですべての作業が終わりました。
この画像だとヘッドの面がやたらピカっていますがシリンダーの上面も最小研磨しています。
これなら調子いいエンジンになるでしょう!
ありがとうございました。

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GS400 腰上OH

もう月末ですね。はやいなぁー。今月も工具買いすぎちゃったぁー。
まあそんなことより、最近GS400のオーバーホールで検索してうちのホームページにアクセスしている方が増えました。エンジンのオーバーホールなら喜んで参ります。
そんな感じでGS400の腰上&ケースのボルト折れ除去の作業依頼。

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まずはケースの折れ込みボルトの除去。

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下手にいじったりせず。

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削り取ってからのヘリサートが早く、且つ二次災害防止になります。

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だいぶ加工ネタがたまっているので、明日はサビサビシリンダーのボーリングでも上げようかな。

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Z1 クランク芯出し

前回のヘッドに続きZ1のクランク芯出しです。
4気筒のクランクともなれば芯出しはかなり骨が折れる作業です。
こっちを叩けばあっちが振れて。頭がこんがらがってしまいそうです。

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芯出し後。
振れが止む負えず残ってしまった箇所の動画を取りました。
一番振れが大きい箇所でこれなら問題ないでしょ!

Z1 シートカット&面研

今日の静岡は雨ですが、ボーリングするにはもってこいの気温なのでのんびりと加工しながらブログをアップしています。

業者様からZ1のバルブシートカットと面研の作業依頼です。

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ガイドはすでに打ち替えられていまして少しガタが気になりましたが、お客様と相談のうえこのままいく方向でシートカットのみ行いました。

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そしてシム調整し、最小で面研。
最後にバルブの突き出し量を計測し、ステムエンドを研磨して突き出し量を合わせたら完成です。
結構ばらついてるZって多いですよね。
そうそうクランクの芯出しもあったっけ。

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GS400 ヘッド修理

アップするのを忘れていました(汗)
前回はシリンダーを450ボアに加工しましたね。今回はヘッド編です。
まずはカムホルダーのリコイルから。

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こんな感じです。
機械にヘッドをセットし、ヘッド面を基準に垂直に下穴を空けていますので下穴が倒れる心配もありません。

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続いてバルブ周り。
一度オーバーホールされているためガイドのガタもなく当たり面も良好です。

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今回はお客様の要望で当たり面を外当りにし、シートリングの内径を拡大するプチビッグバルブ仕様に加工していきます。

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60°部分を75°に変更し、45°当たり面をバルブの外当たりになるようにカット。

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バルブをすり合わせるとこんな感じです。
吸排気ともに外当たりです。
よく吸ってよく吐く?

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これで加工のほうは終了です。
後日組みあがった車両を見せてもらいましたが絶好調でした。
自分で加工したエンジンがどうなっているか気になるんですよね。
キック一発で文句なしです。ありがとうございました。

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Z1 ボーリング 2

前回の続きになります。
67πのボアを72πにボーリング。
5.0mmアップの4気筒となるとボーリングは一日仕事です。
ホーニングは次の日の朝ってパターンが多いです。

画像はボーリングが終わりホーニング中。

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5.0mmもボアを拡大すれば面取りも削りとれてしまうため新たに面取りを入れています。
手組みの場合これがないと結構しんどいんですよね。ムリクリ入れてリングでシリンダー壁を傷つけたらボーリングした意味ないですから。

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各気筒ピストンに合わせクリアランスをとっています。
ありがとうございました。

ちなみに3.0mmアップまで通常のボーリング工賃で対応しています。良心的?

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Z1 シリンダーボーリング

業者様より頂きました。Z1のシリンダーボーリングとブラストの作業依頼。
通常はブラストのみの依頼はお断りしていますが、普段から当社を利用して頂いている業者様なので今回かぎり?引き受ける事に。

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加工前にブラストを済ませるため、メディアを当てたくない部分を養生していきます。

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あまり知られていませんが、うちにはスイングアームくらいすっぽりと入るドでかいブラストマシンがあるため、今回はやったるぞ!と意気込みましたが。

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どうやら勘違いだったようで、外注様にてブラスト処理。

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フィンの奥の奥まで丁寧にやって頂けました。この後、5.0mmアップのボーリングが待っています。
シビレますが、これが本業なんでがんばります。

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