HDショベル 愛知

 

今月も沢山やりました。ショベルのヘッドワーク。
10基までは数えていましたがそのあとは数えるのヤメました(汗)

 

 

ブラスト当ててしまったので少し分かりづらいですが、燃焼室からヘッドボルト穴までデトネーションによる溶解がみられます。溶けてない箇所も指で触ると歪んでいるのがハッキリと分かります。
と あれこれ言うのもこの位にして作業へ進みます。

 

 

で、今回はYAG溶接で盛ってみました。
ヘッドとボルト鋳込みの境ギリギリまでしっかりと溶け込んでます。ココはアルゴンで盛ってもいいんですが仕上りがイマイチになるので正直あまり進んでやりたくないです。境目がどうしても沸いてしまうので…。
コレなら文句ナシにいいですよ。

 

 

後は通常のバルブ周りの作業。
ガイド入れ替え ガイド外径内径加工 ガイドトップ加工 からシートカット の順に進みます。
簡単に書いてますけど、かーなりはしょってます。
それとよく聞かれるのがロッカーのところに書いてる数字。コレ、ガイドの下穴寸法です。自分が間違えないように書いているだけですのであまり神経質にならないで下さい(笑)

 

 

サラサラサラとシートカット。
バルブ突き出し量も規定値内に入っています。

 

 

そして最終工程の面研後。
完全には歪箇所を取り切っていませんがこれなら大丈夫でしょう。

 

 

GWも近いしもう一がんばりです。
ありがとうございました。

 

HD EVO 愛知

 

バタバタの先週。旋盤にかじりついてた為久々のアップです。

 

ヘッド、シリンダーをブラスト処理して加工作業へ。
シリンダーは何時もの様にトルクプレートを掛けてボーリング。前日から1日置きシリンダー内を歪ませてから加工していきます。

 

 

ヘッドの方はコレと言ってやる事がないくらいよかったので新品バルブを擦り合わせて完了。

 

 

GS400

 

日中は過ごしやすくなりましたね。明日静岡市内は26℃まで上がるみたい。
ゴールデンウィークも近いのか月曜は新規作業依頼の荷物大量。ありがとうございます。頑張ります。

 

GSのヘッド作業。
バルブ周りのリフレッシュの為ガイド入れ替えです。

 

 

純正バルブガイド。ガイド外径はオーバーサイズの設定です。よって加工が必要。

 

 

バルブはフェース研磨し再利用。
画像はシートカット、擦り合わせ後です。

 

 

シートカットの仕上がりは何と言ってもガイド入れ替えで決まります。
GSの場合、ポートに突き出すガイドの長さが絶妙なんで其処まで苦労しませんけど。

 

 

シートカット後バルブ突き出し量を計測。規定値内に収まっているかを確認します。
最後にガイド内径をホーニング仕上げしたら完成です。

 

MAZDA B6

 

オートバイのエンジンばかり載せていますけど普段は車もやってます。
支給されたピストンに合わせてボーリング。

 

 

何時も出してくれるショップさんからの依頼。

 

 

加工したあとに不具合がでたりするとリピートはありませんから。
それなりにキチンと仕事してます。

 

CBX400F 秋田 #3

 

前回の続き。
ミッション周り。
ダメージがあると予想していたが、良い方に的が外れました。
ギア類の損傷も無く、シャフトも良好。
ベアリングは全て交換。その他にスラストワッシャー、メタル、各オイルシールも入れ替えます。

 

 

こちらはメインシャフト。
クランクメタルが先に焼き付いてくれたお陰で損傷なし。
良いのか悪いのか分かりませんが、ポジティブに考えて良しとしましょう。

 

 

出ない。出ない。と言われてるCBXの部品。
まだミッション周りは幾つか出ます。今のウチ〜。

 

 

続いてクラッチアウターブッシュ外径、内径を計測。
こちらは再利用します。

 

 

アウターのニードルベアリング交換。

 

 

ケース交換したので二度手間ですが再度クランクメタル合わせを行いました。
ウチは計測器があるのでカラーコードでメタルの厚みを選ぶ方法はしませんが、確認の為にと、何年ぶり?にプラスチゲージを使用しました。
カムチェーン、プライマリーチェーンは新品に交換し、一気に此処まで。

 

 

前回指摘したノックピンのところ。
ベアリングに合いマークがあり、ケース面と平行に組むとノック位置に収まる様になっています。

 

 

まだまだケースは納めませんよぉ。
オイルポンプも分解し洗浄点検。必要であればラッピングとバリ取りを行います。

 

 

インナーローターとアウターローターのクリアランス。ポンプボディとアウターローターのクリアランス。
アウターとインナーのスラスト量。オイルポンプだけでコレだけ確認するところがあります。
オーバーホールって

作業が進みましたらまたアップします。
現在従業員募集しています。詳細はお問い合わせ下さい。

CBX400F 秋田 #2

 

預かりのCBX。予想以上に問題があり少々時間かかりました。が今日から本腰入れます。
其れと追加でエンジン塗装も頼まれてブラストしたり、外注塗装出したり。この辺はしょうがないやね。

 

 

まずまずの状態だったヘッドはシートカットして擦り合わせ。
ガイドのガタも良好。

 

 

バルブはフェース研磨して再利用。ウチ3本は新品に交換しました。
が、撮っておいた画像がイマイチです…。

 

 

シリンダーは広いところでクリアランス0.05mm〜0.06mm。と良好でしたが錆びリングの跡もあった為軽くホーニング。
上からシリンダースカートに向かってテーパー気味でしたので真円に修正する程度に。
最終クリアランス0.065mm〜0.075mm。

 

 

ピストンは前回交換したのかわからない位程度がいいので、洗浄してリングのみ交換するとします。

 

 

リングギャップの確認と調整、バリ取りも忘れずに。

 

 

で、問題があった部分。画像は分解時撮ったもの。
この時点でもう明らかに変ですよね?てかおかしいんです。コレだと組めないんです。
分かりますか?

 

 

ミッションメインシャフトのニードルベアリングはノックピンで固定されています。上の画像はノックピンの穴が上を向いていますからおかしいんです。ケースは上下で挟み込む為勝手にベアリングが動く何て事はあり得ません。完全に組み付けミスです。

 

 

この状態だとメインシャフトが傾いている為ケースを組もうとしても上手く合いませんが、力任せにボルトを締込みますとベアリングにノックピンが押されてケースに食い込みます。
結果はオシャカです。

 

 

カウンターシャフトのベアリングホルダー穴までノックピンが押されてケースが割れてます。
うーん。参った。という事でケース交換する事にしたんです。それで時間かかったのもあります。(汗)
ちょっとしたところですけど注意を払っていれば防げるところなんですけどね〜。

 

GS400

 

今月はまったり仕事したいんですけどね〜。
さあて如何でしょうか?

 

GS400のヘッド下面を研磨中。
普段とちょっと変わった歪み方していましたのでパシャリ。

 

 

これならバッチリです。

 

 

バルブシート研磨とバルブフェース研磨の定番メニュー。

 

 

まとめてやると効率はいいです〜。

 

現在従業員募集しています。詳細はお問い合わせ下さい。

 

無題

 

バタバタした先月のネタ。
ヘッド修正面研です。

 

 

エンジンが付いている乗物に興味がないとこうも違うのかね。

 

 

仕事的には歪んだヘッド下面を面研磨するだけで終わりですけど。
そのままではちょっとね。という事でキレイに。

 

 

バルブ周りもやればシャキッとするのにね〜。なんて思ってるうちに研磨終了です。

 

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