今日で仕事納めとなりました。月曜日に出勤してボチボチ大掃除って流れです。
年3〜4回は大掃除してるのでそこまでアレなんですけど、モノは常に増えるので片付けと定番の機械メンテですかね。
冬期休暇は29日から4日まで。今年は例年通りとはいきませんでしたがお陰様で無事に年越しができそうです。景気の影響も出て来ていますが来年に従業員2名募集する事にします。
先月のお仕事なんですけど動画を撮り貯めあったので折角なので紹介しますね。
作業内容はクランクシャフト曲がり修正とメタル合わせです。今年はCBXを合わせると結構な数やりましたよ。ただね、メタル選定だけならいいんですがクランクケース側に手が入るようなエンジンが半分以上ありました。このCBRのクランクケースもメインハウジングはアウトでしたね。
んで本題。クランクシャフトの現状の曲がり。0.1mmあります。
曲がり修正後。0.01mm以下。偶々です。(笑)
えーと。ダイヤルゲージに対してクランクシャフトの回転方向が違う?イヤイヤ。クランクシャフトに対してダイヤルゲージの当て方?どっちだっけ?
エンジンオーバーホールで現在預かっているCBXと同じタイミングでメタル選定しました。
下のコンロッドがCBRです。CBXも近々アップしますよー。
メタル合わせだけの作業依頼時はミッションとかは邪魔なので外して送って下さいね。
こんな感じでどうでしょう?いい感じだと思います。
ありがとうございました。
メタル合わせ、腰下オーバーホールのみの作業も受け付けています。興味のある方はご連絡下さい。
ショベルヘッドの作業。
バルブ周りのOHです。画像は旧バルブガイドを抜き取り、ヘッド側下孔の状態を確認しているところ。
傷が入っていたり、楕円していたり、又はテーパーしたりとヘッドによって様々。ハーレーは特に。です。
ヘッド側の下孔長が短いのでそのままリーマ修正すると必ず下孔が倒れますので治具って真円に修正します。
外径加工合わせしたnewバルブガイドを打ち込んだらバルブシートを抜き取る準備。
酷く偏芯していて削り取るのが困難な場合と年式によって硬い材質のシートリングが使用されている時なんかは溶接したりもします。
一気にシートカットまで。バルブ突き出し量までカットで追い込んで完成。
ですが、基準となるバルブガイドツバ下の高さがマチマチなので1箇所を基準にして残り3カ所を同じ様に加工すると見事に寸法ハズレます。なので結局1カ所ずつ計測しながら加工を何回か繰り返す感じでこれまた手間です。
前期ヘッドなのでステムシールが使用できるようバルブスプリングのロアカラーを追加工しておきます。
ありがとうございました。