ありがたい事に売れ行きは好調。
ヤフオクよりblogの方が宣伝効果あるのか?
元々450ボア専用設計でライナー材質から拘って作りました。
耐久、耐摩耗に優れたターカロイ材。削ってみると分かりますが純正のソレと比べ遥かに硬いです。
ノーマルのまま66mmから69mmへ3.0mm拡大した場合、ライナー肉厚は片肉1.5mm。
ココがトラブルというか耐久性を左右していると解ってから、だったら肉厚ライナー作ればいいべ?って感じで作ったのがはじまり。
オリジナルの肉厚ライナーを使用する為にはシリンダーバレルを拡大ボーリングする必要があります。
ケースボーリングは必要なくポン付けOK。シリンダーのみの加工だけです。
左ノーマル 右ボーリング後。
オリジナルライナーの外径に嵌め代をキッチリと付けて焼き嵌める。
締め代を付けるのはライナーの熱をシリンダーにしっかり逃すという目的。
イヤっていうくらい450は熱持つからなあ。
450ボアといえばワイセコってのが定番。
但し例外はあります。そう他車種流用ピストンですね。これがまた…GSに合うのがなかなかナイ。
今回持ち込まれたのはそんな流用ピストン。左流用ピストン 右リプロ0.5mmピストンと比較。
ピン径は一緒ですがピン上はリプロに比べると1.0mm位低いです。
圧縮はノーマルより低くなる予想。
なにわともあれ完成〜。
69mmボアで片肉2.5mmの肉厚を確保。ノーマルライナー+ノーマルボアの組み合わせと同じ。
398。
いやいや450でつ。
因みに。気になるリングギャップはというと合格です。だってさ明らか純正だもん。当然でしょ。
ワイセコにこのリング使えたらなぁ〜。