金属加工屋では、もうほとんど使われる事がない円テーブルですが、当社ではバリバリの現役です。
マシニングもいいですが、一品物は汎用機が使い勝手いいんで数がなければ、普段は、こいつで円を描いています。
業者様からの依頼で、タービンの内径拡大をするところですが、この形状では、まず加工基準すらとれないので。
お手製ジグにセットし、ラクラク芯出しで御座います。
加工前。新品ですが、ボルト穴の三角形の芯に穴がきていない。
わざとなのか、それともその程度のつくりなのかは不明です。通常は、ボルト穴の三角形のセンターを基準に穴芯をきめるのですが、これだと意味ないので、そのまま穴のセンターを拾い加工。
25πから30πの内径拡大。テーパーかつ、Rで仕上げてあります。
ポート内はリューターでショップ様が仕上げるので私の仕事はここまで。マニ側も拡大すると、かなり効果あるみたいですよ。
ってことは、ポート研磨、シートリング内径拡大でムフフって事でしょうか?(笑)