GS400のリフレッシュ。調子が悪くて入ってきたのではなく、長く乗り続けるためのOHです。
オーナーは業者様ご自身の愛車で10代から乗り続けているようです。いやーすごいですね。私なんか、飽きては売り、ポンコツ買ってきては、ちょこちょこイジって遊ぶタイプなんで、浮気しまくりですよ。
今回は、これからも調子よく乗って頂くようにパリッと仕上げていきます。
まずは、マフラーの取り付けボルト穴の修理から。
三か所ガバガバのボルト穴をリコイルするため加工の準備です。
ボルト穴に対しちゃんと垂直になるようセットします。
電動ドリルで狙いを定めて。なんて事は、あとあとめんどくさい事になるので、手間ですが、きっちりと角度をだして加工していきます。
キリとボルトが平行になっているでしょ?
あとは、ボルト穴の芯を拾ってセット完了です。
簡単に書いていますが、この角度やら芯を拾うのって結構時間かかります。
下穴をあけてヘリサート用のタップをきります。
穴の芯がでているので、タップをきったときにネジ山がかたよってしまう事がありません。
かたよったネジ山にヘリサートをいれると、ヘリサートの山とびや、簡単に抜けてくるようになってしまいます。
いいんじゃないでしょうか。
もう二ヶ所もきっちりやっておきます。