CBX400F #1

 

緊急事態宣言が解除されましたがコロナ以前に戻るまでまだ随分と時間がかかりそうです。
弊社は有難い事に今は忙しくやらせてもらっていますがこの先はどうなるかな?っていうのが本音。
話は変わりますが試用期間中だった未経験者さんを正社員として迎える事になりました。まだ出来る事は限られていますがこれから徐々に出来ることを増やして頑張って欲しいです。

CBX400Fエンジンオーバーホール作業。
使用できない部品を中古で良品が出てくるまで待つ。という気の遠くなるところからスタートしています。そもそも中古の良品なんてこの旧車ブームで出てくるんですかね?

部品待ちしている間にクランクケースの修理を進めます。エンジンマウントがもげてしまっているのでどうするかなあ。

 

 

協力会社さん(お客さん)にまともなクランクケースを借りてマウントの座標を取らせてもらい控えておきます。
これで随分修理方法の幅が広がります。

 

 

何パターンかあった中で1番楽なヤツ(クランクケース交換は修理に含みません。)をチョイス。(笑)部品取りのクランクケースからマウントを移植することにします。

 

 

ホントはワイヤーカットでキレイに落とす予定だったけどクランクケースを立てると水槽からはみ出ちゃうのでアウト。結局グラインダーでカットした後フライスかけました。

 

 

クランクケース合わせ面からマウント穴センターの距離を計測済みなので後はアッパーケース側をフライスかけて寸法まで追い込みます。マウントは後で溶接しますがこの状態だと全然違和感ありませんね。寸法的にはプラス0.03mmとかだったんでほぼまともなクランクケースと高さは一緒。

 

 

クランクケース前後方向の位置関係も計測しているので治具を作ればいいんだけど、面倒なんでフレームに組んで溶接しちゃうかなあ。

 

 

アルゴンかレーザーどっち?
気張ってレーザーと答えて下さい。(笑)