新潟 ショベル

新潟から送られてきたショベルもいいところまできています。
ガイド穴をボーリング後、バルブガイドをガイド穴に合わせて加工準備。
すべてのガイド穴を測定し、バルブガイドとの適正な締め代をつくように計測です。
ちなみに、鋳鉄のバルブガイドと、銅系のバルブガイドでは締め代が違います。
材質もそうですが、熱伝導率、膨張率も考えて適正な締め代がつくようにして仕上げています。
でなといと、膨張したバルブガイドが悪さしてガイド周辺にクラックが走るなんて事も考えられますからね。

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バルブガイドを加工中。
毎回このアングルもどうかと思いながらまたアップしてしまいます。
ジグが装着されているのがわかるかと。ガイド内径に対し、外径を同芯で加工するのに必要です。
偏芯したガイドを入れ替えると、バルブが踊りうまくシートに座らないため、同芯で加工する必要があります。

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ガイドの加工が終われば、焼き嵌めて恒例のレッドチェックです。
一日じっくりと冷ましておきます。

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一日置いたら現象材を吹き付けて確認作業です。
いいんじゃない。これならオイル下がりもなさそうですね。
後は、バルブの突き出しを測定し、シートカットでいくか、シートリング入れ替えていくか判断します。

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