パンヘッド 新潟

12月も半ばを過ぎ年末モードといきたいところですがそうもいかない状況です。
東京のショベルのオーナー様、無事にヘッドは届き作業のほうを進めています。大分県のショベルのオーナー様ピストンは無事届いています。来週に上げる予定でいますのでもうしばらくお待ちください。岩手県のパンヘッドオーナー様バルブ周りの部品が届いているので年内にやれるところまでやっておきます。
ハーレーは手間かかるのでほんと大変です。それでも年明けにまた何機か入ってくる予定なので心の準備をしておきます。
また、国産バイク、車のブロック等のボーリング作業は年内に納める予定でいます。大丈夫かな?

で、こちらは業者様依頼のパンヘッド。
ヘッドはもちろんクラックありで、かなりエグイ状態ですがクラックの溶接は業者様のほうで修理するので気は楽です。(笑)
とりあえず画像にあるマグホイールから作業を進めていきます。

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もともと4輪用のレースで使用するホイールなんですよね。
50年?60年?くらいのモノでしたっけ?
とにかくこのホイールをバイクに付くように業者様の指示書とにらめっこしながら加工していきます。
フライスでハブをガシガシ粗削り。

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旋盤に移ってこしらえていたジグにセットしハブ内径を拡大していきます。

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ベットのクリアランスもカツカツです(汗)

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こんな感じに仕上げたらまたフライスにセットしてサーキュラーテーブルに乗っけボルト穴の加工に入ります。

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ハブの内径から芯を取り6等配をきっちりだしていきますが段取りが仕事のような感じです。

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あとは360÷6で何度振ってやればいいかわかりますよね?
一発目の穴を基準にするのでPCDも半端なところに持ってこないようにしてこの後のフランジ製作が楽にできるようにしておきます。

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機械加工の配列ってカチッとしているところがカッコイイでしょ?
やってる本人はめんどくせ~なんて言ってますが・・・(笑)

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