旋盤修理

この暑さを扇風機一台で凌いでおります。
世間は三連休ですが、私はフル稼働しております。
今日は、旋盤の芯押し台の修理の加工があがってきたので、組み付けにトイダマシンサービスの社長にきて頂きました。
押しコップがガタガタでセンターすら揉めない状態でしたので、クイルを溶射加工して
ケース内をボーリングするとゆうメニューになりました。

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クソ暑い工場内で、休まず調整して頂きありがとうございました。
国家検定1級技能士の資格をもってるだけに、仕事は丁寧かつ、精度重視です。
古い工作機械を修理する職人が絶滅していくなかで大変貴重な存在です。
ベット面の擦り合わせやカミソリの調整などで工作機械の精度がきまっていきます。
キサゲ加工もそうですが、日本の工作機械は手間がかかっているため精度がいいのです。
精度がいい機械だがらこそ加工精度がでると思います。
まれに、ガタガタの旋盤でバチバチに精度だす職人がいますが、この道30年、40年の熟練工で
機械の精度を腕でカバーしている方もいます。

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加工まえのクイルとケースないのクリアランスが一番広いとこで0.5mmほどありました。
加工後は、0.01mm以内に収まりガタすらなくなりました。
油膜分のクリアランスですね。

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これで、あと10年は、がんばってもらいます。
クセのある旋盤ですが、使いこなしてる感が汎用機のおもしろいところです。

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旋盤仕事お待ちしております。

“旋盤修理” への 2 件のフィードバック

  1. Head turners より:

    コメントありがとうございます。
    何度読み返しても状況が把握できないのですが…。
    メーカーさんに問い合わせしてみてはどうでしょう。

  2. 濱崎俊博 より:

    旋盤の芯押にテーパシャンクドリルを取り付けて穴を開けたのは用よいが、ハンドルで芯棒をハンドルを最後までまわしたところシャンクはとれたものの、ハンドルが回りません。
    内部のねじがかみ合いが悪くなってのことでしょうか。御指導お願いいたします。

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