ハーレーの古いエンジンです。
エンジンの形状がイビツのため、フライスに載っけてインデックステーブルでちまちまとシリンダー下面を修正しました。
バルブガイドの入れ替え。
普段扱っているエンジンのものより倍くらい長いです。
計測。計測。
バルブガイドの嵌め合いは使用するガイドの材質で変わってきます。
鉄ヘッドに鉄ガイドの場合 熱膨張率は一緒の為ガイドの締め代は少ない。とだけ言っておきます。
スポンとは入りませんよ。
ガイドを圧入したらシートカットへ。
うちの機械にセットできるよう治具も作りました。
画像はシートカット前。
支給されたビッグバルブに合わせてシートカット。
70年くらい前のエンジンにビッグバルブとは。当時の人が見たら腰抜かすだろうよ。
擦り合わせ後。
バルブの当たり位置はこんな感じにしました。
トルクプレートも新たに製作してボーリング作業へ。
仕上げは#320。
この手のエンジンの場合プラトーではちと不安ですから。
加工修理する為の治具を作ったりしてましたので時間はかかりましたが、これで何時でも修理できます。