HD ミッションケース

 

ショベルとパンかな?ミッションケースの溶接修理。

 

 

ガッツリ逝ってますね。
○印以外、ベアリングサポートの取付部分もパックリ。

 

 

トップカバーのボルト孔。溶接で埋めるのは其処まで難しくありませんが、現時点で下面がカッタカタ。
機械で1発引いてあげればいいんですけど、あまり削り過ぎると他に不具合でるしなぁ〜。
最悪ガスケットの厚みで調整すればいいか。

 

 

やりいいとこ。

 

 

アルゴン盛り。

 

 

 

 

 

 

内側はトーチ振りづらい。
知恵の輪みたいにやりました。(汗)

 

 

そして〜 削る。
盛りっぱなしOKの案件ですが、この部分は。気になるので。
違和感無く仕上げるこの手の作業は数こなしてナンボ。
画像の状態で8割位、もう少し手を入れると殆どわかりません。

 

 

トップカバー合わせ面の立ち上がり部分は、ネジ孔と一緒に機械加工してから最後に手仕上げ。

 

 

Rのついてる面は難しいな。
上、下、横から見て線がウネウネしているとやりました感でてダサい。
車の鈑金と一緒で小さい箇所も大きくやってボカさないと上手く誤魔化せないので逆に目立つ。

 

開業当初の頃、仕事ナシ。金ナシ。の状態で毎日営業回りしてたんだけど、とあるショップさんに溶接修理について話したところ、そこまでして仕事欲しいの?と鼻で笑われた事があった。胸糞悪かったけどグッと堪えたわ。
アレから3年、今はお陰様で全国から仕事もらってます。

好きこそ物の上手なれ。かな。