ちょっとブログの内容とは関係ないですが嬉しいコメントがきていました。
作業の方は持ち込みOH依頼のCB750K。
画像は旧工場ですから…察して下さい。
腰上の加工作業は工場移転前に済ませていたので一気に腰下へ進みます。
真っ黒黒のケース内を大汗掻いて徹底洗浄した後、ネジ穴全てに再タップ立てて組付け準備。
続いてクランクシャフト、コンロッドのメタル合わせへ。先ずは子メタルから。
通常クランクケースの刻印とクランクシャフトウェブの刻印の番号またはアルファベットをマニュアルにあるチャート表を見てメタル選定していきますが、ジャーナル径が磨耗している場合これが全く当てはまらなくなる為ウチはジャーナル径を計測してメタル選定します。
そして確認作業はプラスチナゲージを使用。
ちょっと見辛いですが0.03mm。と4本ともOK。
親メタル。#3番を除いてOK。
画像は#3番。ちょっと広いです。1発で全て決まると気持ちイイんですけど。
うーん。
親メタルは再発注して、気を取り直して洗浄作業が終わってるミッションへ。
先ずは計測。 ギヤーシフトフォークシャフト。12.95mm。
こちらも計測。
シフトフォーク内径。13.01mm。
シャフトは場所によって減りがありましたが、クリアランスは規定値内に収まっているのでそのまま使用する事に。
部品が出れば交換したいところですが廃盤だし、削り出しで作ってもいいですけどそこはお財布の事情がありますし。
続きます。