CBX400F腰上編。
AエンジンのシリンダーはTKRJ製の0.25mmO/Sピストンでボーリングします。
ボーリング加工前にシリンダー上面を修正面研磨しました。 ちょっとそのままではボーリング出来ないくらいの歪でしたので。 研磨量0.18mm。
そこから下面基準にシリンダーボーリング。
ピストンに付属するリングはリケン製。
気になります合口隙間は0.3mmシクネスゲージ入りません。0.25mmで引きずりましたので合格です。
これなら問題ありません?
Bエンジンのシリンダー。
中古純正STDサイズピストンとのクリアランスはもっとも広い箇所で0.07mm。
ホーニング目のクロスハッチは見事に無くなりツルツル。
このシリンダーには純正STDサイズのリングを使用します。因みにリケン製。
合口隙間は0.25mmのシクネスゲージが入らず0.2mmが入りましたので合格。
ピストンクリアランスがメーカー指定値内に収まってさえいればリング合口隙間の寸法はそれほど大きく変化しません。
圧縮はここで決まりますから、ボーリング時のピストンクリアランスをコレでもかと攻めても期待するほどの変化は起きないと自分は思います。
ピストンピンはどちらもDLCコーティングしました。
期待に応えてくれるといいなあ。