DUCATI 250

台風も無事に去り、今日は朝から通常営業。午前中は業者様や個人のお客様の問い合わせでバタバタしていましたが、午後はがっつり集中して作業できました。最近はブログを見た。と問い合わせ頂く事が多いためちょっとウレシイです。
あ、ちなみにハーレー専門じゃないですよ!他のエンジンもやりますから!ハーレー以外にも気軽に問い合わせ下さい。(笑)

さて前回の続きDUCATI。ライナー入れ替え後一日置いてボーリング作業です。
ピストンは新品ですがNOS。

DSC02681

うわさには聞いていましたが4本リング仕様。
スリットが入っているピストンは何度かお目にかかったことはありますがこれは初めてです。
ピストンの首振り対策のためと聞きましたがスカートがこれなら首ふらないのでは?
どうなんでしょうtaniさん?(笑)

DSC02682

画像はボーリング後、ホーニング仕上げした所。
クロスハッチがどうのではなく、手仕上げ面取りがどうよ?って感じです。
組み付け時のための気使いってやつ。

DSC02703

シリンダーの作業が終わればヘッドのガイド入れ替えです。
お客様が持ち込んだブロンズガイドですが、抜け落ちたガイド穴と同寸のため一本は使用できないのでおやっさんが加工したSRのガイドを更にガイド穴に合わせて加工して使用します。

DSC02692

ガイドを焼き嵌めたらシートカット。
加工前はご覧の通りの当たり幅。作業指示書にはバルブの沈み量を最小にとの事だったのでヘッドに突き出し量を書いてメモ代わりに。

DSC02697

シートカット後の画像を取り忘れたのでいまいちですが完成です。
バルブが収まっている部分を見て、おっ、ちゃんとやっているなと判断して下さい。

ありがとうございました。

DSC02730