前回の続きです。シートカット、擦り合わせが終わったので、最後に、ヘッド面研です。
下の画像で白く濁っている箇所はキズが深く入っていたためアルゴンで埋めて、溶接で歪んだ分研磨した後です。
最小で0.03mmで取りきれました。
こちらも最小面研です。シムを入れてレベル出し。そしてダイヤルで確認。
面研はこれが仕事みたいなものです。
前回のイタズラバルブシートカットの紹介。
下の画像はノーマルの状態。
こちらがイタズラして内径拡大したシートカット。
45度面の当たり幅を細めに、バルブシート当たり位置を外当たりに変更してみました。
面ではなく、点で当たることにより密閉度がまし、圧縮圧力の漏れを防ぐ効果があります。
ガイド入れ替え、ガイド加工、バルブフェース研磨、バルブシートカット、バルブ擦り合わせ、ヘッド最小面研の加工が終わりました。
これでまた、調子のよいエンジンに生まれ変わりました。ポート研磨、バルブシートカット内径拡大分、新車時のエンジンよりフィーリングは、変わりますね。
で、今週は、ヘッド三機と、こんなん加工していました。
大人の事情で詳しくは書けませんが。アップできる体制になったらまた紹介していきます。