まぁ、よく集まってきますね。今日もGS400です。
バルブ周りのオーバーホール。
ガイドを抜きとって下孔の状態を計測。寸法から察するに1回は入れ替えられているようですけど、排気1番の下孔が0.05mm楕円しています。まずはここを真円に修正。
楕円している下孔を修正する為リフターホールに合わせて治具を製作。
そのままリーマーをかけるとガイド下孔が倒れやすく、シートカット時の追い込み量が多くなります。
正直治具作ってる時間と1/100mm刻みのリーマーを揃えたりすると真っ赤かなんですけどねぇ。
導入したてのバルブシート専用機もバリバリ稼働していますよ。
思い切って設備投資しましたが、やはりいいですね〜。バリバリ稼いでもらいましょう。
シートカットしたらバルブを入れてこんな感じで負圧を測定できます。
簡単に説明すると右下のゲージ緑色のところに針がくればOK。
完璧です。コレすり合わせ前の測定なんですけど、すり合わせた後に測定すると針が振り切ります(笑)
メーターの交換サイクルが気になってきちゃいますね。
すり合わせ要らずですが、シム調整でバルブクリアランスを取るエンジンはすり合わせを。
シートカット後バルブが馴染むと若干バルブの突き出しが変わります、シム式は面倒ですから。
最後にヘッド下面の修正面研して完成。
一皮剥くだけでパリッとします。
今日のおっさんに登場するのも近いかな?