HDショベル 愛知

 

今月も沢山やりました。ショベルのヘッドワーク。
10基までは数えていましたがそのあとは数えるのヤメました(汗)

 

 

ブラスト当ててしまったので少し分かりづらいですが、燃焼室からヘッドボルト穴までデトネーションによる溶解がみられます。溶けてない箇所も指で触ると歪んでいるのがハッキリと分かります。
と あれこれ言うのもこの位にして作業へ進みます。

 

 

で、今回はYAG溶接で盛ってみました。
ヘッドとボルト鋳込みの境ギリギリまでしっかりと溶け込んでます。ココはアルゴンで盛ってもいいんですが仕上りがイマイチになるので正直あまり進んでやりたくないです。境目がどうしても沸いてしまうので…。
コレなら文句ナシにいいですよ。

 

 

後は通常のバルブ周りの作業。
ガイド入れ替え ガイド外径内径加工 ガイドトップ加工 からシートカット の順に進みます。
簡単に書いてますけど、かーなりはしょってます。
それとよく聞かれるのがロッカーのところに書いてる数字。コレ、ガイドの下穴寸法です。自分が間違えないように書いているだけですのであまり神経質にならないで下さい(笑)

 

 

サラサラサラとシートカット。
バルブ突き出し量も規定値内に入っています。

 

 

そして最終工程の面研後。
完全には歪箇所を取り切っていませんがこれなら大丈夫でしょう。

 

 

GWも近いしもう一がんばりです。
ありがとうございました。