今日は夕方から冷え込んできましたね。夜の工場はストーブ焚いててもキンキンです。空調早く入れたいなぁ。快適なんだろうなぁ。夏までには必ず入れるぞぉ!
寒い中パソコンに張り付くのも嫌なのでサクッと作業報告。
相変わらず作業依頼が多いショベルですが今日はバルブタッチしたショベルの修理依頼です。特にハイカムを組んだ車両に多いんですよね。
ピストンとバルブがゴッツンすると曲がったバルブの力がバルブガイドに逃げるためこんな感じでガイド穴を損傷します。
ガイド穴を測定してみると楕円というレベルを超えてガイド穴が曲がってしまっています。この時点でガイド穴ボーリングが必要になってきます。
バルブガイド入れ替え時のリーマ修正によってシートリングとガイド穴の位置も悪かったため、どうせやるならシートリングのど真ん中にバルブが収まるようにしてあげよう。と言う事でシートリングを取り外してガイドボス部分のクラックを一度削り取ってアルゴン盛りスタート。
何度やってもここの修理は慣れません。
ここからの機械加工は更に神経使いますのでちょっとバタバタしている時は後回しでじっくり煮詰めたいと思います。
オーナー様もうしばらくお待ちください。
角度、位置決めに相当苦労します。
シートリングを抜き取る事で基準を作り易くしますが、それでもシンドイです(笑)
バシッとバルブがシートリングど真ん中にくると気持ちいいんですけどね!
お世話になります。
ガイド抜くと酷さがわかりますね・・・・orz・・
私も会社のフライスでガイド穴の芯だしにチャレンジしたことありますがピックゲージを
丸一日見ることになりそうだったので諦めました。。
餅は餅屋にってことですねw
何卒よろしくお願い致します。