日曜日ですが普通に出勤。特別な用事がなければ休みでも工場でゴソゴソやってます。
ショベルヘッドの腰下作業。
元々使用していたクランクシャフトの確認。
普段はカムカバー内で回転しているピニオンシャフト先端がズル剥けています。
オイルポンプからもっとも近い箇所なので普通なら油圧ビンビンな筈ですよね?
シャフトがウネウネしてちゃんと計れませんでしたがスプロケ側0.1mm ピニオン側0.06mm。
おそらくシャフトは曲がってますね。チャンチャン。
今回使用するクランクシャフトを分解。
コンロッドビッグエンドレース内径をO/Sベアリングに合わせホーニングでクリアランス調整と真円度の修正。
フライホイールワッシャーを入れ替えコンロッドサイドクリアランスをマニュアル規定値内に入る様にワッシャーの厚みで調整します。クランクシャフトを本組み時と同じ様に仮組みしサイドクリアランスを計測。OKなら1度分解してワッシャーをカシメ再度クランクシャフトを組立ます。
クランクピンは両サイドナットで締め上げます。1度に締め上げず、徐々に締め上げながら芯だしを行います。
ピンナットを締めるたびにクランクシャフトの芯がズレる様になってるから大変です。
で、最終はスプロケ側0.01mm ピニオン側0.02mm。
ダイヤルゲージはミツトヨに限るのとピックアップタイプのゲージの方がよく振れを拾ってくれます。
動画は撮りやすい様に一般的なタイプ。