クランクシャフトのオーバーホール作業。
クランクシャフトは前回のブログで組立まで完了しています。作業自体はクランクシャフトをクランクケースに引き込みまでやっていきます。
レフトケース。
TIMKENベアリング入れ替え。クランクケースにNEWベアリングレースを圧入し、クランクシャフトを専用工具でクランクケースに引き込みます。
クランクシャフトのエンドプレイ(サイドのガタ)は画像右小さいCリングの厚みで合わせます。
ライトケース。
ベアリングレース内径、ピニオンシャフト径を測定。ベアリングレース内径に問題ありませんでしたが、ピニオンシャフトとのクリアランスが0.05mmでしたので、O/Sベアリングでクリアランスを0.02mmに調整しました。
クランクシャフトのエンドプレイを測定中。
クランクシャフトを分解したならフライホイール単体の時にやっておくと苦労しませんね。
自分はその事を忘れていて先にクランクシャフトを組み立ててからの測定でした。(汗)
エンドプレイは0.03mm。