先週のショベル。ダイジェストで。
先ずは新潟からバルブ周りの作業依頼。
抜き取ったバルブガイド。右2本排気側なんですけど…コレだと~。
下孔がダメなパターン。縦傷を修正せずそのままガイド打ち替えると、傷に沿ってオイルが燃焼室に入り込みオイル下がりと同じ症状になります。なので、しっかり修正しておきます。
真円且つ縦傷が取りきれるまで専用冶具にセットしてリーマーで拡大修正。
たらば、支給品バルブガイドのトップ加工、外径合わせと内径合わせ。
ガイド材によってヘッドとの嵌め代、バルブステムのクリアランスも通常の鋳鉄材と違います。
この辺をしっかり見極めてクリアランス調整しないと耐久性はガクンと落ちます。
元々使用していたバルブの状態が悪いため、シートカットまでしてバトンタッチ。
お次は愛知からバルブ周りの作業。
ガイドの形状と下孔径から推測しますと初めての入れ替えかな?
シートカットは1度されてるみたい。
シートカット後のバルブ突き出し量も規定値と。
ステムシール仕様に変更の為、ロアカラーの追加工。
んで、ハーレーのバルブステムシールについて。
うちで使用するステムシールはキブルホワイトのバイトンタイプです。前期と後期で2種類ありますが前期タイプで全て統一しています。別のステムシールを使用したい場合やシールレスにしたい場合は作業指示書に明記してもらえれば対応する感じです。
お次は兵庫から。ヘッド修正研磨と画像にないけどシリンダー上面修正研磨。
いつもありがとうございます。ペコリ。
まだまだいきます地元静岡。シリンダーボーリング作業。
持ち込みトルクプレートでも全然OKです。
リア側チョイ残ですが問題ナシと判断しまして完成。
その他画像ナシですが各方面の皆様ありがとうございました。