今日は土曜日ですが自分は休出。少し暇になったので自分のでもやろかと準備しましたが、このタイミングでバタバタ入って来て一気にパンパン。工場内に車輌入れようか迷いましたが入れなくて正解でした。自分のはも少し先かな。
ショベルの腰下作業。
主な作業はクランクシャフトOHとバランス取り。この状態なので先ずは分解から。組立てホヤホヤなのがちょっと?ですが気にせず各部チェックしていきます。
分解前の振れ スプロケ0.1mm。ピニオン0mm。
TIMKENベアリングは交換済みですね。コンロッドの横ガタが少し多い感じなのでクランクシャフトは分解されてないかもです。
ホイと。分解。
スプロケシャフトは2人でやると楽チンです。1人じゃきちいっス。
インパクトでもいいけどナット潰すからウチはここには使わない。
コンロッドサイドスラストワッシャーの状態は珍しく良好。このままいけます。
スプロケシャフト曲がり計測。全く振れなく良好。
ってなると芯出しは苦労するパターンですかね?
ピニオンシャフトはこんな感じで計測します。
ダイヤルゲージの針の位置に注目。0基準で針が振れている向きが左右違うでしょ〜。これ曲がってます。て事はあっちも見ないとダメですね。
コンロッド周りを計測。
横ガタが少し多かったのはクランクピンとのクリアランスが0.045mmだったから。ダメじゃないんですけど少し多い感じ。
コンロッドスモールエンドブッシュは入れ替え済み。内径仕上げがちょっとオシイ感じですが寸法はok。
コンロッドビッグエンドベアリングレース内径は剥離もなくほぼ真円なので.001インチo/sベアリング交換でシャッキとしますよ。
クランクピン。黒ずみを除き寸法はOK。軽くラッピングして再使用出来そう。
次はバランス取りです。時間掛かるなぁ。