週末の特殊作業。

クランクケース メインベアリングのレース鋳込み部分の再生。
初めに言っておきますがこの作業現在予約待ちとなっています。ご理解のほどよろしくお願いします。

ポンチでかしめられていますが常温でガタガタの状態です。
通常ココに少しでもガタが有るとクランクケースを交換するのがセオリーのようですが。
洋々な修理で再生可能です。

レース鋳込み部分をケースを合わせた状態で削りとばし、新たにスリーブを製作し圧入。
画像は鋳込み部分の代わりとなるスリーブ内径をラインボーリングで仕上げピニオンレースを圧入したところ。
左右ケースが同軸で仕上がりますのでメインベアリングのラインもバッチリとなります。

問題はレフトケース側。
因みにケースマッチングしてます。メインベアリングのラインも見ましたがズレてません。ケースが反り繰り返ってるだけです？