WL750 バルブ回り作業とシリンダークリアランス点検 他。
旧ガイド抜き取り、支給されたガイドの内径を使用するバルブステム径に合わせ加工。
続いて、ガイド下孔径に嵌め代分足して内径基準にガイド外径を同芯になるよう加工します。
ガイド入れ替え後は1日寝かし、ガイド内径が完全に歪み切った後再度リーマーでさらいます。
して、バルブシートの加工作業へ進む。
シートカット後。
バルブはシリンダー上面に対し若干ですが傾斜していて、加工はやり辛い方。
垂直だったらやりイイのですが…。あ、インディアンがそうか。
シリンダーの点検へ。
トルクプレート付けて計測計測。
こんな感じ。
まあ、ちょっと広いけどサイドバルブはこの辺りが意外と神経質にならなくていいかも。
コンロッドスモールエンドブッシュの内径加工へ。
極端に曲がり(目で見て判断できるのは除外)が出ていると治具にセットすらできません。
そんな治具があるので重宝してます。
治具を使用してビッグエンドに対し平行にブッシュ内径をボーリングで仕上げました。
クリアランスは0.03mm。
サイドバルブでもクランクまで手が入るとカチッとしてきますね。
でもやる事多すぎて費用がね…。 それを覚悟の上で車両購入しないと乗り切れないオートバイかな。