LJ50 シリンダーヘッド面研

ガイド製作までいきましたが、納期の都合でLJ50の面研から作業していきます。
面研ようの固定ジグはフライスにセットされているので、あとは、ヘッド面の平行を出しをしていきます。
面研は、この平行出しが仕事のようなものです。シムをいれてダイヤルゲージを走らせて調整していきます。
今回は、面研量1.5mmなので、修正面研というより圧縮アップを狙った加工になります。

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一発目。
刃物が当たっているところと、当たっていない所があります。
オーバーヒートした車両は、かならずといっていいほどヘッドが歪みます。古い車両にもよく見られます。

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一枚刃のため地味に時間がかかります。しかも1.5mm。
画像では、伝わりませんが一個仕上げるのに、セットから仕上げまで4時間ほど。
私が遅いのもありますが…。

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仕上げです。
上から三段目がZの切りこみ量。すなわち、仕上げの取り代です。
面研用の刃物を製作したので、回転、送り、切り込み量等、いろいろと条件をかえて一番しっくりくる加工条件を導きながら加工いたしました。

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完成。何枚か画像とったのですが、全部反射してこれが一番マシ。
顔が映りこむくらいの面に仕上がっています。もちろん平面度もバッチリで御座います。
LJで1.5mm。どのように仕上がるか楽しみです。

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