静岡西部にあたる浜松から、個人のお客様持ち込み修理依頼の紹介。
エンジンはminiになります。クーパーではないですが、マジマジ見てみるとビッグバルブ仕様になっています。

お客様が気にしていた燃焼室のクラック。
リークチェックし、INとEXが繋がっているか確認しています。

バルブガイドもいちおチェック。
心配だったクラックの繋がりもなく、バルブガイドからのオイル下がりもOKでしたのでシートカットに移ります。

このヘッドは元々シートリングは入っていませんのでシリンダーヘッド直に三面同時カットします。
リングを入れたくてもこんだけIN、EXが近いと座グリ加工ができませんね。

光明丹であたりの確認。

バルブは新品を使用します。
インテーク側は若干外当たりにセットしました。
画像だと大外っぽく見えてしまっています。

バルブをすり合わせてヘッド面研に移ります。

うん。いい感じに仕上がりました。
鉄ヘッドはすぐサビがまわるので保管に気をつけないといけません。
すぐエンジンに火が入らないとの事でしたのでサビ止め吹いておきました。