XL1200S シリンダー編

今日の静岡は曇っていて、非常に作業しやすい気温です。それでも空調ほしいなぁ(笑)
さてEVOの続きです。
前回はヘッドまで終わっているので今日はシリンダーです。
すでにトルクプレートを装着していますが、シリンダーはHARLEY-DAVIDSON純正の新品です。
じゃあそのまま組めるでしょ?と思いますが、確認のためシリンダーゲージでボア内径を測定するとピストンピンのX、Y方向で0.03mm楕円しています。このまま組んでしまうとシリンダーが短命で終わってしまうためホーニングでできるだけ修正します。
しかし純正の新品でこれはないですね。シリンダーゲージ持っていないプライベーターなんかだとメーカーを信用するしかないじゃないですか?せっかく新品で買ったのにこれじゃあね。
うん。やっぱうちでスリーブからきっちりやったほうがよっぽどいいな(笑)

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ピストンも新品に替わります。
もちろん測定してシリンダーと適正なクリアランスを確保できるか確認します。

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加工前のシリンダー。
純正はホーニング目が少々荒いですね。

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ホーニング後。
うちのホーニングは細目で仕上げています。
0.03mm楕円になっていたボア内径を0.01mmまで芯円に修正。
トルクプレートを付けてこの精度ならまぁいいでしょう。

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この画像だとホーニング目がわかりやすいかな?
写真がうまくとれないのが悩みですね。
ありがとうございました。

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