Z系のヘッドをオーバーホールする際に現状のバルブ突き出し量を計測しておくところからスタートします。
一般ユーザーさんの場合専用の計測器など持ち合わせていないと思いますので、タペットクリアランスを適正にした状態でタペットシム厚で判断するのがいいかと思います。
内燃機加工依頼のZ1000ヘッド続き。
バルブガイドを入替前にバルブ突き出し量を計測しておき今回はPAMS製1mmo/sを選択。
バルブシートカットで0.2mm〜0.3mmは最低でも沈み込みますが、使用するタペットシムは以前より厚くなるようにバルブを選定しているので、次回シートカットしてもタペットクリアランスは調整範囲内で楽チンという風になります。
バルブ突き出し量もそうだけどヘッドハイトを計測して作業完了です。