先週からドカドカとヘッド修理が入り、只今7機程加工待ちです。
その他、エキマニ加工、クランク等ありますが、納期がカツカツのZ1000MK2優先で加工させて頂きます。修理依頼されているお客様、できるだけ首を長くしてお待ち下さい。焦ってもいい加工できませんしね。自分が納得いくまで納品しません(笑)
では、いってみますか。z1000MK2の燃焼室です。だいぶオイル下がってきています。
ガイド入れ替えの前に、徹底洗浄、バルブの選定していきます。
バルブのステム径の減りや、曲がり点検し、使用可能か計測します。
今回は、状態も悪くないためフェース研磨で再使用します。
二時間かかってヘッド洗浄完了後、カムホルダーと、プラグ穴の修理です。
Zによく多いメニューです。赤丸の部分プラス二箇所ヘリサート入れて修理しておきます。
当社では、必ず、フライスかボール盤で垂直で入れ込みますので、タップも倒れません。
ガバガバのネジ山もしっくりくるようになりました。
続いてプラグ穴です。こちらもガバガバ状態で、完全にネジ山が立っていません。
はい。完成。キッチリとトルクがかかるようになりました。
バルブガイド入れ替え時一緒にレッドチェックしていきます。
今日は、ここまで。