Z1000R 沖縄 #2

 

旧バルブガイドを抜き取り観察。
左 吸気側ガイドは下孔との嵌め合いも良く普通。右 排気側ガイドはちょっと問題あり。

 

 

通常ヘッドと嵌め合う部分はオイルやカーボンが入らないので変色しませんが、2本黒く変色しています。
オイル焼け。となると結構煙吹いてたかなぁと。排気側4本はかなり太いガイドで製作されていますので下孔は弄ってる筈なんですけどねぇ。

 

 

原因は嵌め合いが緩い。又はガイド下孔が荒れている。の2パターン。
抜き取る感触で分かるんですけど、今回は緩い+下孔がクソ。
頼んでいました二度と使わないであろうリーマーが届いたので治具を製作して修正します。

 

 

元サイズが12.74mm〜12.76mm。
クラックが入っていた3番は孔の倒れが出ていて中々取りきれません。別サイズのリーマーを更に2本追加購入して無事に真円に。頻繁に使う工具ならいいんですけど、諭吉2人で4箇所修正しても工具代すら出ないのはなぁ。治具代+したら大赤字。

 

 

で、3番のクラックはレーザー溶接で盛り。

 

 

うん!バッチリですね。圧入時の再発もありませんし。
しかしレーザーはいいねぇ!時間チャージが!ペロペロの極みですよ!(笑)
あ、レーザーは外注さんね。今のところ〜。密かに狙ってます。

 

 

と言うことで久し振りに1からガイド製作(吸気側は既製品でいきます) 材質はアルミ青銅。

因みに4本作りまして時間チャージ計算したら2000円弱?まぁ、アレだ。久々だし、粘いし、1本シャカるし、2工程のところ3工程で精度重視してるし、そりゃね色々とあります。