またまたZ400FX。重なる時は重なります。
車輌預かりのFXはエンジン組み付け現在慣らし中。キャブまでやるハメになりましたが その甲斐あってか絶好調で距離を稼いでおります。近々動画をアップします。
通常のエンジン加工修理 シリンダーのボーリング作業からスタート。
ピストンサイズ下二桁。
3番に使用するピストンと4番に使用するピストンで0.02mmサイズが異なります。
このくらいの誤差は一般的です。稀に0.05mm近くサイズが異なるピストンもありますが オーバーサイズのピストンが手に入るだけマシ。と良い方向に考えて手を動かしています。
機械にシリンダーをのっけて反り具合を確認。
コレをやらないと怖くて加工できません。
ボーリング ホーニング後。
前にも書きましたが0.25mmオーバーサイズがあればいいですよね。
シリンダー上面は修正研磨。
研磨量0.05mm。
新品とまではいきませんが組み付け時のフィーリングはそれと同等になるよう日々手間と努力を惜しまずやらさせて頂いています。
新しいエンジンを作るというのはそれはそれは大変なことですが 同じエンジンでも使われ方で変わってくる ましてや何十年も前のエンジンを修理するという作業はあまりにも奥が深く骨の折れる作業です。
業務連絡。
現在工場内大変混雑しております。溶接作業依頼不可。作業催促不可となっております。
お急ぎの加工依頼の対応もできません。よろしくお願いします。