お盆休みが近づいてきました。当社は、お盆期間中も稼働しておりますので、工場見学されたい業者様、個人のお客様、ご連絡頂ければ対応致します。内燃機加工屋=敷居が高いと思われがちですが、当社は、ボルト一本から請け負う小さい町工場ですので気軽にご連絡頂けたらと思います。
それでは、週末恒例デボネアの板金いってみます。
T君が来る前に下準備していきます。フロントフードのウォッシャーノズルを埋めていきます。
ハンダを使用して歪みを極力ださないよう埋めていきます。
鉄板の地を出さなければいけないのですが、削っても、削っても、パテ。
結局1cmくらいパテ盛りされていました。古い車はこんなものと言いますが、一体この車になにがあったのか考えてしまいます。
ハンダを盛って削りました。今回使用している棒は、鉛70%の棒を使用しています。
粘りがあるし、鉄板との相性がよく、なおかつ、溶接時におこる歪みも少ないです。
ただし、フラックスによって酸化がはじまるのですぐにサビ処理しなければいけないのが難点です。
パテの部分には、ハンダは盛れないので、面出しは、パテを盛っていきます。
いい感じです。
きになったところのサビを削っていくと、まあ、こうなるのが旧車です。
サビ処理してから埋めていきます。
T君が来たんで、フードのみサフェ入れしていきます。
アシ付けしていきます。
地味ですが、塗装は、ここが肝心です。と、T君が言っています。
青空ブースにて、T君が腕をふるいます。
私は、取り外しがえげつないバンパーと格闘しながら、見守っています。
遅くまでありがとう。
では、T君の腕前をどうぞ。
サフェでこの仕上がりは、もう気持ちがいいです。
キレイです。テンションあがりますよ。
本塗りが楽しみですが、まだまだ処理する箇所があるため、コツコツと進めていきます。
しかしね、T君、昼間みると、イヤラシイ色なんで、も少し色かえようかと思います。