Z1 プラグホール修理

またまたZのヘッド修理依頼。

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#2、#3、のプラグホールに伸びるクラック修理からはじめます。
ここのクラックはほんとよく見かけます。あまりにも酷いとプラグホールから圧縮抜けを起こす厄介なヤツです。
#3のクラックはプラグホールの半分まで伸びています。

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#2はヘリサートが入って見えませんので一度抜き取って確認します。

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キレイに修理されていましたが容赦なく引っこ抜きます。

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そして一気に完成です。
すいません。画像がこれしかありませんでした。
機械にセットしプラグホールの角度出し。一回り大きくプラグホールを拡大しクラックを削り取ります。その後ネジスリーブを入れてプラグホールを元のサイズに戻します。
圧入ではなくヘッド側にネジを切りスリーブの外径にもネジを切ってツバ形状に。これなら抜け落ちる事もありません。

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シートリング側のクラックはシートリングを抜いてアルゴン溶接で埋める必要がありますが、Zのシートリングは鋳込みのためリング落ちすることは形状的に考えられないので今回はこれにて終了。バルブクリアランスが取れずリング入れ替えが必要になった時にでも修理すれば十分かと思います。
週明けにバルブガイドを発注して通常の作業にかかります。

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“Z1 プラグホール修理” への 2 件のフィードバック

  1. Head turners より:

    お問い合わせありがとうございます。
    ヘッド下面に対して斜めに開いている様な場合
    1箇所 9000円 (ヘリサート)
    よろしくお願いします。

  2. 関野正明 より:

    プラグホール修理料金はいかほどですか?

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