GPZ900R #last

 

 

 

GW休業のお知らせ。
4/28〜4/31まで通常営業。5/1〜5/6までお休みとさせて頂きます。
作業依頼の受付、相談はtel又はmailで。
求人募集しています。興味のある方はご連絡下さい。

 

平成最後の日も出勤。夕方から大掃除ならぬ中掃除をしました。大型連休前は必ず大掃除なんですよ。
残りは休みの間に自分が出てゴソゴソやる予定です。

GPZ900Rの作業。
ヘッドはこんな感じになりました。
支給されたバルブはステム径が若干太く作られていたので、バルブガイド内径を追加工しクリアランス調整。
バルブガイド内径の加工後、支給されたバルブに合わせバルブシートの加工。

 

 

ビッグバルブだとこの位ギリギリ。
結構な迫力がありますよね。ポート加工済みなのでニタニタが止まらんの〜。

 

 

当たり位置はバルブシート外外ギリギリ。
これが目一杯ですが。

 

 

バルブ的には内内です。
中当たりだと恐らくバルブシートに当たらなくなるのでね。

ありがとうございました。

 

GPZ900R #2

 

 

 

GW休業のお知らせ。
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GPZ900Rの作業。
シリンダーとシリンダーライナーの間にあるOリング交換をする為、一旦抜き取りました。
1気筒に3箇所Oリングが使用されています。水漏れ対策ですが交換するにはちとハードルが高いですね。

 

 

水に浸かっている部分はこんな感じでサビが浮いてしまうのがほとんど。
組み付け前に一旦サビ取りをしサビ止めを塗り込み新品Oリングで組込みます。

 

 

ボアアップに使用するピストンはワイセコ製。
ピストン、ピン、リングにはWPC+ハイパーモリショットの表面処理をしました。

ハイパーモリショット®とは、二硫化モリブデンショットと同様、製品の表面に潤滑性の高い二硫化モリブデンを高速衝突させて金属表面に潤滑層が形成し、長期間に渡り低摩擦効果を持続させます。ハイパーモリショット®は、二硫化モリブデンに高温安定固体潤滑ナノ粒子を添加して使用することで、高温・高回転域での低摩擦効果を持続させることが可能となる技術です。

参考にどうぞ。

 

 

に合わせボーリングホーニグ。
シリンダー上面は最小面研しました。
研磨量0.05mm。

 

 

チューニングのお仕事は久々だと楽しいの〜。

 

GPZ900R #1

 

 

 

GW休業のお知らせ。
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相変わらず忙しくやっています。今月はエンジンオーバーホール作業が重なってバタバタしています。現在は4基同時進行していて頭の中がさすがにヤバイ。(汗)
それとGW明けに求人募集します。興味のある方はご連絡下さい。

GPZ900Rの作業。
腰上はヘッドにビッグバルブ組込み、シリンダーは75mmにボアアップします。腰下はクランクシャフト曲がり修正+バランス取り、親子メタル合わせです。

 

 

作業は腰下から進めていきます。クランクシャフトのメタル選定ですが、先ずクランクケースのガスケットを全て剥がしてから漬けおき洗浄。洗浄後全てのネジ穴をタップ通しクランクケースハウジング合わせ面のバリ取りと面取り作業を行います。その後計測作業。

 

 

クランクケースハウジング径、クランクシャフト親子ジャーナル径測定後メタルの選定します。
やり方は色々あると思いますがこのやり方が1番正確です。

 

 

クランクシャフトは曲がり修正後にダイナミックバランスで修正。
動的バランスを取る事で振動が少ないエンジンになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

子メタルも決まったのでメタルはWPC処理に旅立ちます。

 

外車

 

 

 

超特急のお仕事を頼まれていたので休日出勤。
少し前blogに出ていたV6のヘッドです。ウチは普段1週間から2週間先位まで埋まっているので特急と言われても対応できませんが、たまたま空いた日曜に無理矢理ぶっ込みました。

 

 

機械にセットしてテーブルがグルングルンと動いてくれればワケないですが。そうもいかないので固定治具から作りました。わざわざ治具を作る理由はですね、ウチはV型は滅多にやらないので加工する際の設備が弱いからです。

こう見えて治具だけで30kg以上あるから機械に載せる時は気合が必要。(笑)

 

 

話で聞いた感じだと軽い歪みかな。と思っていましたけど、かなり重症な感じ。
休出でよかったわ。

 

 

ここまできて。

 

 

0.2mm。
これで折り返し地点位。全然まだまだです。

 

 

ヘッド長というか切削量を揃えるのにテーブルから計測します。
V型は左右揃えて加工するので大変です。

 

 

完成。
掃除片付け入れてほぼ一日。あ、治具入れたらもう半日か。

お疲れ様でした。

 

 

 

CBX400F 埼玉 #3

 

 

 

CBX400Fエンジンオーバーホール作業。

メーカー欠品していた部品がようやく入って来ましたので作業再開。
塗装は早々に上がって来ていたのでブラスト残り除去、ネジ孔タップ立ても済んで段取りOK。

ルンルンでクランクケースハウジング内径を測定しようと締め上げたらズルっと逝きました。丸印。

 

 

ダメなモノはダメなので修理します。
加工治具もこの機会に新調しました。

 

 

シリンダースタッドが邪魔なんですよね。
これでギリ逃げてます。

 

 

ヘリサート修理です。
孔芯も垂直度もこれなら安心です。ちゃんと正確に加工が出来ていないと最悪ハウジング内径が歪んで芯円が崩れますから。くれぐれもDIYでやらないように!

 

 

はいはい〜と。メタル合わせの確認作業です。
ボアゲージで測定してますから間違いはないですが、一応プラスチでも確認しています。
二度手間だろ〜。なんて言われてもいいんです。ここはたっぷり時間使っていいとこだから(笑)

 

 

親子完了。コンロッドサイドスラスト量もバッチリOKでした。

続きます。

 

BMW

 

 

 

オートバイのほうね。
バルブシートカット擦り合わせ バルブリフェース作業。

 

 

漬け置き洗浄したらキレイなシルバー塗装がでてきました。
加工作業より洗浄している方が長かったかな。

 

SUZUKI F6A

 

 

F6の720作業が入って来ました。
K6の純正ピストンを流用して65mm→68mmへボアアップします。
68mmに拡大した場合ボア間の距離が近くなるのでブロック上面研磨もセットで依頼される事が多いです。
画像の3基は指定量研磨+ボーリング。

 

 

これはブロック上面の荒加工が済んだところです。これから上面仕上げとシリンダーボーリング作業を1チャックで仕上げていきます。

 

 

後ろの4基はまだ手付かずですが来週そうそうに取り掛かります。
手前のV6は本日午前中に紹介で引き取りにいったもの。夕方はまた別のとこへブロックの引き取りにいきます。

県外に脚を運びたいがタイミングが微妙…。

 

ISUZU

 

 

ボーリング屋といえばディーゼルエンジンが普通は主力になりますが、ウチは真逆で珍しいです。
それでも頼まれればやりますけどね。