なんだかんだ言ってバイクのエンジンの依頼が集中します。
KZ900を1.0mmオーバーサイズでボーリング。
加工前のシリンダー壁。
減りはそこまで悪くありませんが錆びによる腐食が目立ちます。
機械にシリンダーをセット。
シリンダー下面を基準に垂直にボーリングしていきますが、シリンダーが反っている場合クランプの仕方で2番3番のシリンダーが斜める為4発専用の反り矯正正直台で対応します。
0.5mmボーリングしたところ。
錆びは意外に深いです。1.0mmオーバーサイズで良かったです。
完成。
腐食したシリンダーをそのまま使用するとその部分だけ磨耗が激しくなりピストンクリアランスもその部分だけ異様に広くなります。
リング交換のみで組むエンジンとボーリングしたエンジンで組むエンジンではその後が全然違います。
新規の業者様からですがこれからも使ってもらえるとありがたいです。
発送済みです。ありがとうございました。