HDショベル 新潟

プラグホールの修理。
通常ネジ山をなめてしまったりネジ山が痩せてしまった場合はヘリサートで修理するのが一般的です。ヘリサートが抜けてしまう場合はそれより少し大きいサイズのタイムサートやエンザートで修理します。今回はタイムサートが抜けてしまったという事で今よりも大きいサイズでネジスリーブを新規に製作して修理します。

1個作るのもアレかなぁと思ったので予備で何個か作りました。

DSC05284

元々の下穴より少し大きいサイズでネジを切ります。プラグホールは垂直に立っている事が稀のため機械にセットして角度出し。この作業が1番シンドイです。

DSC05285

ブログだとトントン拍子で進むためペロペロっとやっているように見えますが?
意外にこういう作業は地味にかかります。挿入工具も作らないといけないしね。

DSC05286

燃焼室側から。鉄ネジスリーブ。
一応抜け止めしていますがヘッドが温まってる時にプラグを抜き差しすると熱膨張率の差で一緒に抜けてきやすくなるため注意が必要と言っておきます。

DSC05288

“HDショベル 新潟” への 2 件のフィードバック

  1. Head turners より:

    コメントありがとうございます。
    単体製作はやっていません。よろしくお願いします。

  2. モトショップ ファンライド より:

    お世話になります
    他車種ではありますが、プラグホールが拡大されており
    スリーブをいれてBサイズのプラグをいれて使用しているのですが
    スリーブの傷みが激しく、圧縮漏れが出てしまっています。
    ここで紹介されているよなスリーブが欲しいのですが
    製作していただくことは出来ますでしょうか?

    外螺子 22mm ピッチ1.5  内螺子 14mm ピッチ1.25(Bプラグ)
    螺子長さは 12mmで  上端部は 外径30mm 厚さ2mmのツバが付いています
    ツバの必要性は何とも言えませんが、30mm以上の外径だと隙間に入らなくなってしまいます。
    部品の発送は可能です。 既製品や御社で作ったものが既にあれば、それで結構です。
    お手数をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

コメントは受け付けていません。