KZ1000 愛知

先ずはお知らせから。
5/2〜5/6までGW休業となります。4/29、4/30は通常営業していますので持込予定のお客様はご一報願います。

 

そうそうコレもあった。
ライナー入れ替え シリンダー上下面研磨 ボーリング作業の依頼です。
ライナーがマッチャチャに錆びてても気にしません。

 

 

支給されたライナー外径に合わせてバレルボーリングとシリンダー下面修正研磨が完了。
下面はシリンダーライナーを抜かないと出来ませんのでこのタイミングで1発引いてあげるといいかと。

 

 

研磨量は0.1mm。
歪みというよりか、ガスケット剥がす際に付いたと思う傷が結構しつこく残ってました。
画像はOリングを外そうとしてコジッた跡。コレ結構見るんですよ。確かにカチカチになったOリングって取りづらいです。自分は針みたいに先端を尖らせたヤツをOリングに刺してクルンと廻して取ってます。

 

 

いやはやまた純ピス。お勧めは?と聞かれると純正勧めてます。
普通に乗るなら耐久性と品質はお墨付きですからね。あ、でもたまーに変なの混じりますから確認は必要です。ポンはダメですよ。ダメ。絶対。

 

 

中グリ盤でシリンダー下面基準に垂直ボーリング。

 

 

ホーニング仕上げしてシリンダー上面修正研磨まで一気に完了。
コレでシリンダー上下の平行度もバッチリです。但し平行度出すのって結構大変ですから本来ならもう1発下面を引かないと駄目なんですけどね。それでも出ないかも?

 

 

まあここまでやれば十分です。
贅沢ですわ。

 

 

ライナー入れ替え作業って出来上がりが気持ちいいんですよ。
ビシッときてるでしょ?

 

 

うん。いいんじゃない。
いいですよ。キレイです。

発送済みです。ありがとうございました。

 

Z1000

Z1000の続き。
シリンダーバレルボーリング後、スリーブ圧入 シリンダーボーリングホーニング 上面修正研磨完了。

 

 

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ピストンは純正0.5mmオーバー。

 

 

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ヘッドの作業。
カムホルダー受け4箇所ヘリサート。

 

 

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バルブ擦り合わせ。
からの突き出し調整。既にステムエンドをかなり研磨されていたためあまり追っかけるのはやめました。
排気4番バルブに曲がりアリのため部品待ち。
部品が入り次第擦り合わせ、エンド研磨で突き出し合わせ完成です。

 

 

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Z1000

シリンダースリーブ入れ替え作業。
手前が抜き取ったスリーブ。

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回り止めのカシメ跡。
コレでは余り意味があるとは思えませんが・・・。

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新規のスリーブ外径に合わせてシリンダーバレルを拡大ボーリング。
常温では抜き差しできない嵌め合いで仕上げます。
シリンダーとスリーブの隙間にオイル侵入するという事も無くなります。

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この後、スリーブ焼き嵌め シリンダー上面研磨 ボーリングホーニング と気の抜けない作業が待っています。

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Z1000 千葉

Zのオーバーホール依頼。
現在数基お待たせしております。という状況です。(汗)

ドレミ製のピストンキットを使いシリンダーをボーリングしていきます。

 

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70.5mm。
圧縮比、排気量アップを狙わないのなら純正でもオーバーサイズはまだ手に入ります。

 

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排気バルブ4本全て曲がりアリのため交換。バルブガイドは2本割れていましたので4本入れ替え。
吸気バルブも新品に。在庫でストックしていた 何かやってくれそうなバルブをチョイス。

 

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シートカット擦り合わせ。
そしてZ系のヘッドでよく見かけるプラグホールに繋がるクラック。
ネジ穴半分ほど育っていたため削りとってネジスリーブで対応。シートリング下に繋がる部分は残りますが?それはそれです。

 

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今回はバルブクリアランス調整までが仕事の為、まずはカムホルダーのネジ穴全て再タップ立て。

 

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洗浄してバルブ周りを組み付け。カムをセットしてシム調整です。
ヘッド単体でシム調整しておきますと組み付け時がラクです。が、そのままポンとはいきません。若干場所によってクリアランスが変わってきますので組み付けたら再度確認作業が必要です。

 

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発送済みです。ありがとうございました。

 

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Z1000MKⅡ 腰上OHシリンダー編

ちょっと間が空いてしまいましたがZ1000MKⅡの続きです。
画像は抜き取ったシリンダーライナーです。
オイル焼けしていますね。シリンダーとライナーの隙間にオイルが侵入した証です。Z系のシリンダーはライナーの締め代が少ないためほとんどがこんな感じ。Oリングでオイル侵入を防いでいますがそれもあまり効果がないようです。
ライナーの熱をシリンダーにしっかりと逃がして冷却させるにはこの部分をしっかりと作ってあげる必要があります。

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奥にあるのが抜き取ったライナーで手前が今回入れ替えるライナー。

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1/100単位で締め代を調整するためライナーの外径に合わせてシリンダーのバレルをボーリングしていきます。

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バレルボーリングとシリンダー下面の研磨が終わったところです。
下面はライナーを抜かないと研磨できませんのでここはついでにやっておきたいですよね。

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シリンダーを温めてライナーを焼き嵌めしたところです。
これでシリンダーとライナーの隙間にオイルが侵入することは無くなります。
この後シリンダーボーリング作業になりますがライナーに歪みが出る為1日放置してからシリンダーをボーリングしていきます。

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あ、そうそう。ライナー入れ替え時はツバの部分がこんな感じで飛び出すため面研が必要になってきます。

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シリンダー下面を基準にボーリング。
上下面研しているため平行も出ていますが普段からこのやり方でやっているため普段通りいきます。

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ホーニングで指定ピストンクリアランスになるよう仕上げていきます。

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画像は上面研磨後。
ちょっと二度手間になってしまいましたがライナー入れ替え完了です。
ライナーが動いた時にオーナーに連絡すれば良かったんですけどね。

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まぁ、手間暇かけた分仕上がりもGOODです!
オーナー様から無事エンジンに火が入った報告を貰ったので後日動画の準備かな。
ありがとうございました。

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Z1000MKⅡ 腰上OHシリンダー編

連休明けから加工依頼が殺到しています。
ちょっと納期の方も2週間から3週間ほど見て頂くような感じですのでよろしくお願いします。

作業のほうは前回の続きでZ1000MK
Kawasaki純正オーバーサイズピストンに合わせボーリングしていきます。

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その前にシリンダーのフィン欠け修理。

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ちょい欠け部分も含めてブリブリとアルゴン盛り。

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ええ感じです。

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で、一気に飛んでボーリング後。
ホーニング加工が終わって気づいたんですが、シリンダーのスリーブが動いて飛び出しています。まぁ、Zのシリンダーじゃ珍しい事でもないんですが、しかし常温で動いてしまうとかなり締め代が緩いようです。

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面研して完成。の予定でしたが、オーナー様にこの事を伝えると出来ればしっかりとスリーブから修理したいとの事で。

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こうなりました(笑)
自分のZは大丈夫。と思っていたオーナー様。Zのシリンダーは9割以上シリンダーとスリーブの締め代が緩いです。ここがZの泣き所なんですよね。

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Z1000MKⅡ 腰上OH

個人のお客様持ち込みのZ1000MK
去年の暮れからお預かりしているエンジンです。
他に現在3機ほどZエンジンを預かっていますのでZ祭りでいいでしょうか?(笑)

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オーバーホールでまずやる事といえばカーボン落としです。
現状を把握するために必要な作業でこれをやらないと仕事になりません。

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ガイド周りのカーボンをしっかりと取り除いてからヘッドを温めてガイドを抜きます。
ガイドにカーボンが付いたまま抜くとロクな事がありませんので。

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バルブガイドはオーナー様支給品のKAWASAKI純正品を使用します。
今回はOKでしたがZ系のエンジンは一度オーバーホールされているモノもあり、オーバーサイズのガイドが入っているケースがあるためせっかく用意したガイドが使えないって事もあるため注意が必要です。
心配な場合はオーバーサイズのガイドを用意して頂くといいと思います。

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ガイドを焼き嵌めたらシートカット。
画像はカット前。

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カット後。
内径の余分な肉を削って当たり部分は最小で追い込むような感じで仕上げてあります。
当たり幅はこれでも0.8mm。もともとは2.0mmくらいありましたから細く見えていますがこれが正常です。

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シートカットも終ってヘッド面研といきたいところですが、もう一つやる事が。

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ヘッドカバーを留めるM6のネジ部にスリーブを入れて修理されていましたが浮いてきてしまっているためしっかりと直しておきます。

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こんな感じで一度削りとってカムキャップのノックピンから位置を正確に出してエンザート。
だいぶ位置もズレていましたがこれでOKです。

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そして仕上げはヘッド面研。
下の数字が今回の面研量です。ほんとは0.10mmで平行と面が出ていましたが
腐食がかなり激しくてここまで追い込みました。ちょっと残っていますが問題ないレベルです。腐食があるヘッドっていつも悩むんですよ。取り切るのは楽なんですが削る量にも限界がありますからねー。次のオーバーホールの事を考えて最小に抑えておくほうがいいかなぁなんて考えて加工しています。
まぁ、最悪ピストンの頭カット、リセス増し切りすればいいだけなんですけどね。

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Z1000MKⅡ ライナー入れ替え 4

今日は、朝からROBSONさんへボーリング依頼の引取りに。
そのあとREVOLVERさんへ行き、PANヘッドのステムシールは、あーだ、こーだと朝から内燃した後、ちょっと付き合ってと言われたのでヒョコヒョコとついていくと、ショベルの引取りを手伝う事に。
お店に帰ってきて早速エンジンに火を入れ、調子いいじゃん!っと二人でニヤニヤ!
元々ディーラー車両らしく、オリジナル度が非常に高く、かつ、適度なヤレ具合がカッコいいです。三拍子ってヤツも奏でてましたよ。この車両のオーナーを只今募集中との事でしたので、程度のいいローライダーをお探しの方は、問い合わせしてみては。

では、作業報告。Z1000MK2ですが、待ちに待ったピストンがきましたので、ボーリング加工に入ります。ピストンは、ワイセコの72πを使用。2番のみ新品で、他は、中古ピストンを使用します。
中古ピストンに個体差があるため、各ピストンに合わせて慎重にボーリング。

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画像がこの一枚しか見当たりませんでした。
ライナー入れ替えは、結構手間がかかりますが、Z系のエンジンは、ライナーの締め代がないためしっかりと作り込むには、必至ですね。
撮ったらアップするよう心がけます。ありがとうございました。

また、フレンズの伴野社長。忙しい中プレス機を運んで頂きありがとうございました。
今日、積んでいたGS400も近々じっくりと拝見しに伺います(笑)
うちでしっかりと手を入れたCBXはここで販売されていますので、車両のお問い合わせは、当社ではなく、オートワークスフレンズで。っと業者様の宣伝でブログをごまかしてみます。

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Z1000MKⅡ シリンダーライナー入れ替え3

作業報告にいく前にお知らせです。現在工場にある加工依頼のエンジンに限り年内仕上げ納品は可能ですが、これから依頼されるエンジン修理加工に関しては、年内仕上げで上げる事が難しい状況にありますので、ご了承お願い致します。 急いでいるので。は、お断りさせて頂いていますが、精度よくやって。は、喜んでやらさせて頂きます。

では、z1000MK2のシリンダーライナーの続きを紹介します。
ライナー入れ替えといっても色々な加工方法がありますが、今回は、お客様と相談の上で、通常のライナー入れ替えとは違う方法で加工させて頂きました。通常は、ライナーの外径に合わせシリンダーをボーリングし、焼き嵌めしますが、今回は、予算の都合により、ケースボーリングなし、シリンダー内径ボーリングなし、で、ライナーをシリンダーの内径に合わせるように加工していきます。

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簡単に思えますが、外径、内径と同芯でできているライナーを加工するのは、1から作るより大変です。よっぽど、シリンダーをボーリングして拡大するほうが作業内容的には、楽ですし、稼げます(笑)

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ライナーは、鋳物のため寸法だすのも旋盤工の腕の見せ所。
左が加工したもので、右が加工する前のライナーです。
4mmほど外径を削って、シリンダーの内径プラス締め代0.05mmで仕上げてあります。

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4発ともライナーを削ったら、焼き嵌めしてレッドチェック。
締め代0.05mmつけて焼き嵌めしているので絶対的にオイルが回ることはないのですが、いちお、確認のため、目で確認できるレッドチェックで、しつこく疑ってかかります。

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二日おいて現象剤を吹き付けてみます。
ライナーに締め代がない場合、上面から吹き付けた液が下に下がって赤く浮かびあがってきます。
もちろん、今回は、漏れなしです。まぁ、当然ですが、確認ね。

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あとは、面研と、ピストンに合わせボーリングで完成です。
もうちょっとです。

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